WBC世界ライト級暫定王者、ウィリアム・「エル・カマロン」・セペダ(31勝0敗26KO、メキシコ・サンマテオ・アテンコ)と、元IBF世界スーパーフェザー級王者、テビン・「2X」・ファーマー(33勝7敗1分8KO、アメリカ・フィラデルフィア)の再戦に向けたカウントダウンが進む中、ゴールデンボーイ・プロモーションズはアンダーカードを発表した。現役スター選手、成長著しい新鋭、元世界王者たちが名を連ねる豪華な布陣となる。
セペダのWBC暫定王座が懸かった12回戦のメインイベントは、3月29日(土)にメキシコ・カンクンのポリフォルム・ベニート・フアレスで開催され、カンクン・ボクシングとの共催のもと、DAZNにて全世界に生中継される。
再び歴史に名を刻む戦いに挑むのは、プエルトリコ・ビジャルバ出身のWBA・WBO・リングマガジン世界ミニマム級統一王者、オスカー・「エル・プピロ」・コジャソ(11勝0敗8KO)。彼はWBO王座の5度目の防衛戦であり、WBAおよびリングマガジン王座の初防衛戦となる。挑戦者は、メキシコ・ケレタロのエドウィン・「カニート」・カノ(13勝2敗1分4KO)。このセミファイナルは、ゴールデンボーイ・プロモーションズが、ミゲール・コット・プロモーションズおよびカンクン・ボクシングと共同で開催する。
「5度目の防衛戦、そして2025年の初戦を迎えられることを嬉しく思う。ミゲール・コット・プロモーションズとゴールデンボーイに感謝している。カンクンで才能を披露し、新たなファン層と繋がる機会を大いに楽しみたい」とコジャソはコメント。「この機会を最大限に活かし、再び世界ミニマム級(105ポンド級)の頂点に立つことを証明する。」
「自国で世界タイトルに挑戦できることがとても嬉しい。しっかりと準備し、素晴らしい試合をお見せするつもりだ」とカノは意気込みを語った。
DAZNの中継では、ホセリート・「エル・ウラカン」・ベラスケス(20勝1敗1分13KO)が10回戦のフライ級戦に臨み、対戦相手は後日発表される。また、ゴールデンボーイとの契約後初戦を迎えるロビン・「ロブズ」・サファー(17勝0敗12KO、アメリカ・ラスベガス)が、ヒューストン出身のロベルト・シルバ(13勝3敗7KO)と10回戦のクルーザー級戦を行う。
さらに、DAZN中継のオープニングマッチとして、女子ボクシングの注目の一戦が組まれた。元3階級制覇王者で5つのタイトルを獲得したヨカスタ・バジェ(32勝3敗10KO、コスタリカ・サンホセ)が、元統一フライ級王者でアメリカ五輪代表のマーレン・エスパルサ(15勝2敗1KO、アメリカ・ヒューストン)と10回戦のフライ級戦で激突する。