オーランド発——
オマリ・ジョーンズは、わずか3戦のキャリアながら“ボクシング界で最も有望な新星の一人”という評判にふさわしい実力を示してきた。
しかし、22歳のジョーンズにとって次のリング登場は、これまでで最も厳しい試練となるかもしれない。
2024年のオリンピック銅メダリストであるジョーンズは、地元オーランドに戻り、今週土曜夜にカリブ・ロイヤルでユスフ・メトゥと6回戦のスーパーウェルター級マッチで対戦する予定だ。ジョーンズは、メトゥこそ自身のこれまでのキャリアで最大の挑戦になると感じている。
「間違いなく、これが一番の試練になる」とジョーンズは『ザ・リング』誌に語った。「彼は12勝2敗で、一度もストップされたことがない。10回戦では多くのベテランや無敗の選手たちとフルラウンドを戦っている。彼らを苦しめてきた相手だから、俺はこの挑戦を受ける準備ができている。」
タンザニア・ムワンザ出身のユスフ・メトゥ(12勝2敗、9KO)は、7月19日にマイニャ・ラマダン(4勝5敗4分、0KO)を初回ノックアウトで下したばかり。メトゥの2敗は、いずれも無敗の相手との10回戦での判定負けによるものだ。4月26日に
アンソニー・ベラスケス(18勝0敗1分、15KO)に、2024年9月には
アルバート・ハムホエフ(12勝0敗、5KO)に、それぞれユナニマス・デシジョンで敗れている。
32歳のメトゥは、キャリア序盤を10連勝(うち7KO)でスタートさせたが、直近4試合では2勝2敗としている。
ジョーンズ(3勝0敗、3KO)は、メトゥが最後に戦ったのと同じ日にリングに上がった。
彼は、より経験豊富でやりにくいスタイルのアルフレド・ロドルフォ・ブランコ(24勝15敗、11KO)を2度倒し、3回にボディショットでストップ。プロ入り後、これまで一度も3回を超えて戦ったことがない。
「ブランコ戦の1週間後くらいにはもうトレーニングを再開していたから、ここまでの道のりは長かった」とジョーンズは語った。「またリングに戻る準備はできているし、地元で戦う以上に最高の舞台はないよ。すごくワクワクしている。チケットもたくさん売れたし、多くの人たちが応援に来てくれる。最高のショーになるって保証するよ。」