元クルーザー級統一王者の
ムラト・ガシエフが、8月23日にフロリダ州マイアミのミコスーキー・インディアン・ゲーミング・リゾートでアンジェイ・ワヴジクと対戦することが決定した。
このヘビー級戦は、ローラ・チンがプロモートするM&Rボクシングの興行の一環として、10回戦で行われる予定だ。
今回の試合は、ムラト・ガシエフ(31勝2敗、24KO)にとって2017年以来となるアメリカでのリング復帰となる。IBFおよびWBAクルーザー級王座を保持していた期間を経て、近年はアルメニア、セルビア、トルコ、ロシアなどで試合を重ねてきた。
クジシュトフ・ヴロダルチクやユニエル・ドーティコスといった強豪を下してきたガシエフだったが、クルーザー級王者としての reign は2018年に終わりを迎える。プロ初黒星となった
オレクサンドル・ウシク戦で、判定(ユナニマス・デシジョン)によって敗れた。
ガシエフ(31歳)は、2023年に
オット・ワリンとの一戦でスプリット判定負けを喫し、14年のキャリアで2度目の黒星を記録した。しかし、その後の10月にはケム・リュングクヴィストを5回KOで下し、勝ち星を取り戻している。
アンジェイ・ワヴジク(34勝5敗、20KO)はポーランド出身の37歳。過去2年間で5試合中4敗を喫しており、中でも注目されたのは
クブラト・プレフとの一戦での敗北だ。また、2013年にはアレクサンデル・ポベトキンにKO負けを喫している。
マヌーク・アコピアンは『ザ・リング・マガジン』の主任ライター。
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