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モーゼス・イタウマ、マイク・バログンを2ラウンドで圧倒――テイラー対エスマン興行にて快勝
結果
Mosope Ominiyi
Mosope Ominiyi
RingMagazine.com
モーゼス・イタウマ、マイク・バログンを2ラウンドで圧倒――テイラー対エスマン興行にて快勝
グラスゴー(スコットランド)――2025年の幕開けに強烈な印象を残したのは、『The Ring』誌が選ぶ年間最優秀プロスペクト、モーゼス・イタウマであった。しばらくの試合間隔を経ての復帰戦、2分もかからずダウンを奪い、実力を証明してみせた。相手のマイク・バログンは、不運にもその標的となった。

第1ラウンド後半、バログンが息を切らしながらサバイバルモードに入っていた中、鋭い左が閃き、ダウンの伏線となった。もし20歳のイタウマがあの一撃を完全に決めていたら、そのラウンドで試合が終わっていてもおかしくなかった。

「リラックスしていこうぜ!」と、41歳のバログン陣営から声が飛んだ直後、第2ラウンドでバログンは天井を見上げることになる。イタウマ(12勝0敗10KO)は、これまで多くの挑戦者が倒せなかった『台風の目』的存在をあっという間に処理してみせた。




過去最重量となる254ポンド(約115kg)での計量を終えた20歳のイタウマは、前日のインタビューで、自分の倍の年齢を持ち、失うものが何もない飢えた挑戦者を甘く見てはいけないと語っていた。

「みんなメインイベントを目当てに来ているのはわかってる。でも自分は、きっちりと彼を片付けて、自分の仕事を果たすだけだ。彼を倒す前に他の名前を出すなんて、あまりにも失礼だ。さっさと彼を帰らせてやる」とイタウマは語り、大きな歓声を浴びた。

そして、その通りの展開が待っていた――しかも鮮やかに。


バログン(21勝2敗16KO)は元アメリカンフットボールのラインバッカーという異色の経歴を持ち、デムシー・マキーンやマリウス・ワフを相手にした時とは異なるワイルドな進行を見せた。しかしそれでもイタウマに捕まり、試合の流れは変わらなかった。左構えから繰り出されるバログンの動きは独特で、試合が一方的になる時間を少しだけ長引かせるに留まった。

第2ラウンド序盤、イタウマは2発の強烈な左でバログンをマットに沈めた。その後、ジャブを軸に冷静に距離を保ち、完璧な一撃を狙い続けた。そして10秒後、カウンターの右をヒット。バログンも同時にパンチを放ったが、先に当てたのはイタウマだった。

この一撃で試合は激化し、バログンは無謀ともいえる攻撃に転じた。頭を下げ、リスクを承知で前に出る彼は、ロープ際でイタウマに何発かクリーンヒットを与える場面もあった。しかし、イタウマが右をクリーンヒットさせた瞬間、ジョン・レイサム主審は即座に試合をストップし、カウントすら始めなかった。

試合後、イタウマはクイーンズベリーのデヴ・サーニにこう語った。 「タフな相手だったよ。最初のダウンで立ち上がれないと思ったのに、立ってきたから驚いた。2回目のダウン後も必死に立とうとしていた。男としてリスペクトするよ。俺に期待が集まっていたのは分かってたけど、あいつにとってはこれが大舞台へのチャンスだったんだ」

マネージャーのフランシス・ウォーレンは、7月に再登場する可能性を示唆。7月には4団体統一戦が予定されており、イタウマがトップレベルの対戦相手に挑む前に、実戦経験とラウンド数を積ませるという課題は今後も続くことになりそうだ。

さらなる分析は近日中に掲載予定である。

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