モーゼス・イタウマは12月13日にマンチェスターで行う次戦の対戦相手探しに苦戦している。

しかしザ・リングのマイク・コッピンジャーによれば、現在検討されている相手としてマイケル・ハンターとデビッド・アデレイの2名が浮上しているという。

コッピンジャーはDAZNの番組『Inside The Ring』最新回でこのニュースを明かし、フィリップ・フルゴビッチやジレイ・チャンとのマッチメイクを模索したものの、交渉は頓挫したと報じた。

ハンターは昨年12月、クリスティアン・ラロンド・ガルシアを5回TKOで下して以来、リングから遠ざかっている。アデレイは今夏フルゴビッチと対戦し、判定負け（3-0）を喫した。

イタウマ（13勝無敗、11KO）は、現在のボクシング界で最もエキサイティングな若手有望株の一人。直近の試合は8月16日、サウジアラビア・リヤドでのディリアン・ホワイト戦で、この同じ夜にアデレイはフルゴビッチに敗れている。

本来なら20歳のイタウマにとって初の試金石となるはずの一戦だったが、実際はそうならず、イタウマがANBアリーナで2分以内に相手を仕留めてしまった。

イタウマはThe Ringヘビー級で9位にランクされ、WBAとWBOでは1位。WBCでは4位、IBFでは5位につけている。

10月25日にロンドンで行われるジョセフ・パーカー対ファビオ・ウォードリーの、両者それぞれのWBO暫定／WBA暫定ベルトを懸けた一戦の勝者との将来的な対戦は、2026年に実現する可能性がある。

The Ring王者で4団体統一王者のオレクサンドル・ウシクが、その2本のうちいずれか、もしくは両方のベルトを返上した場合、イタウマは今後12カ月以内に正規版タイトルを懸けて戦う順番に入ることになる。

DAZNの『Inside The Ring』新作は毎週月曜、東部時間午後2時／太平洋時間午前11時に配信される。