マイク・マズッリは、全米ボクシング委員会協会（ABC）会長としての10年間の任期が数カ月以内に終了することを認め、この任期をもって再選を目指さない意向を示した。

マズッリは最近、ringsidepress.comに対し、現行任期終了後の再選出馬を行わないことを明かした。後任の会長は、8月4日から6日にニューオーリンズで開催される第37回ABC年次総会で選出される予定である。

マズッリは引き続き、コネチカット州アンカスビルのカジノ兼リゾート施設であるモヒガン・サンでのボクシングおよび総合格闘技イベントを管轄する、モヒガン族運動競技規制局のディレクターを務める予定であり、この役職には2003年6月より就任している。

選手の安全を守り、ボクサー自身がそのプロセスに関与することの重要性を訴えてきたマズッリは、2020年から2021年の新型コロナウイルス感染拡大期において、ショータイムがモヒガン・サン・アリーナでボクシング中継を継続できるようにする上でも重要な役割を果たした。

Keith Idecはザ・リング・マガジンの上級記者兼コラムニストである。Xでは @idecboxing で連絡を取ることができる。