ルカ・プランティッチが地元ザグレブでの試合で凱旋勝利を飾った。
クロアチア出身のスーパーミドル級ボクサーであるプランティッチは、金曜日に行われた試合で、それまで無敗だったアルゼンチンのブルーノ・アコスタを相手に10ラウンドのユナニマス・デシジョン(判定3-0)で勝利した。
試合の大部分で相手を圧倒し、98-92、98-93、97-93というスコアで大差の判定勝ちが言い渡された。
「ザグレブで試合ができたのは特別だった」とプランティッチはプロモーターのアフメト・オーナーを通じて
『ザ・リング・マガジン』に語った。「運営の面でもプレッシャーがあって、人々がチケットを買ってアリーナに来てくれるか心配だった。クロアチアはサッカーの国で、ボクシングはあまり人気がないから、ストレスの種類が違ったよ。」
28歳のプランティッチは、勝利には満足しているものの、内容については反省点があったと語る。
「自分のパフォーマンスには満足していない。勝ったのは間違いないけど、ノックアウトしたかった。」
一方、オーナーは今回の試合が選手にとって貴重な学びになったと評価している。
「楽な試合だった。ルカがノックアウトすると思っていたが、相手が逃げ回って全然正面に立たなかった。相手が生き残ることを優先していたんだ。こういう試合もある」とオーナーは語った。「ルカにはもっと角度を切って追い込んで捕まえる力が必要だ。改善の余地はある。でも勝ったということが一番重要だ。
まだ12戦目で、前回の試合から長く空いた(昨年11月以来)。もしもっと強くて前に出てくる相手がいれば、ルカはもっと良いパフォーマンスを見せるだろう。彼は戦いたがっている、バチバチに打ち合いたいんだ。彼はコナー・ベン対クリス・ユーバンクJrのような試合を望んでいて、逃げ回るタイプの選手は好まない。ルカはタフで、真面目だ。」
オーナーはプランティッチの今後の対戦相手として具体的に3人の名前を挙げている。
「私は
クリスチャン・エンビリと戦わせたい。彼はアマチュア時代にエンビリに勝っている。ルカ・プランティッチはエンビリと戦うべきだし、
エドガー・ベルランガや
ディエゴ・パチェコのような選手とも戦うべきだ。
カネロのことは話していない。誰もがカネロと戦いたがっているからね。」
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