クルーザー級の有望株ルーカス・ロエリヒが、ワッサーマンとプロモーション契約を結んだ。
21歳のロエリヒは、元WBA世界スーパーミドル級王者ジョージ・グローブスの指導・マネジメントを受けており、昨年12月にプロデビューを果たし、現在までに4勝0敗(2KO)の戦績を残している。
これまで4戦すべて異なる興行の下で戦ってきたが、このたびワッサーマンとの契約が発表された。
この契約により、ロエリヒはワッサーマンのグローバルボクシング責任者であるカレ・ザワーランドとタッグを組むことになる。ザウアーランドは、グローブスの世界王座獲得および2018年のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ決勝進出において重要な役割を果たした元プロモーターの一人である。
さらに、ロエリヒの新契約下での初戦が6月6日(金)、ニューカッスル・アリーナで行われるジョシュ・ケリー対フラビウス・ビエア(戦績24勝1敗、ルーマニア)の興行に組まれることも発表された。
英国の200ポンド級で最も有望な有力株の一人と目されるロエリヒは、フランスのソフィアン・クオイ(7勝3敗2分)と対戦予定で、クオイは直近7戦で1敗しか喫していない。
「ライツアウト」の異名を持つロエリヒにとっては、4月4日にスタンフォード・ブリッジで行われたミズーリ州出身のブライアン・ジョーンズ戦(6回戦ユナニマス判定勝ち)以来の復帰戦となる。