英国ボクシング界で長く続いてきた因縁の一つが、10月25日に決着を迎える。英国・コモンウェルスのライトヘビー級王者
ルイス・エドモンソンが、破壊力抜群の
エズラ・テイラーを相手に王座防衛戦に臨む。
ルイス・エドモンソン(11勝1敗, 3KO)とエズラ・テイラー(12勝0敗, 8KO)は、長らく激しく対立してきた。
これまでに幾度も公の場で衝突しており、直近では5月のテイラー対トロイ・ジョーンズ戦の前日会見で火花を散らした。両者の対決は長らく必然と感じられていた。
当初、この一戦は7月、ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われたオレクサンドル・ウシク対ダニエル・デュボアのヘビー級4団体統一戦のアンダーカードで実現するとの噂もあった。
実際にエドモンソンはその興行に出場したが、サウサンプトン出身の28歳は無敗のウクライナ人ダニエル・ラピンに論議を呼ぶマジョリティ・デシジョンで敗れている。
エドモンソンとテイラーは、ついにリングで因縁に決着をつけることになる。この試合は両者にとって絶好のタイミングで訪れた。
両者のライバル関係によって前哨戦から激しい敵意が生まれ、それが大きな注目につながることは間違いない。
クイーンズベリー・プロモーションズは、11月1日、マンチェスターのコープ・ライブ・アリーナでライトヘビー級中心の興行を開催する。
エドモンソン対テイラーの勝者は、その輪に名を連ねる資格を手にすることになる。