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オシャキー・フォスターとスティーブン・フルトンが、ついに口先だけの応酬に終止符を打ち、実際に戦う段階へとページをめくる
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Manouk Akopyan
Manouk Akopyan
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オシャキー・フォスターとスティーブン・フルトンが、ついに口先だけの応酬に終止符を打ち、実際に戦う段階へとページをめくる
オシャキー・フォスタースティーブン・フルトンは本来6月に対戦合意していたが、幾度もの仕切り直しを経た。

WBCのフェザー級王者フォスター(23勝3敗、12KO)と、かつてのフェザー級王者で今回は挑戦者となるフルトン(23勝1敗、8KO)は、ついに今週土曜にテキサス州サンアントニオのフロスト・バンク・センターで行われるPBC on Prime VideoのPPV興行で拳を交える。

フォスターとフルトンは当初、8月16日のジャーボンテ・デイビス vs ラモント・ローチ・ジュニア再戦のアンダーカードで戦う予定だったが、この興行自体が実現しなかった。その後は10月25日のセバスチャン・フンドラ vs キース・サーマン戦のアンダーカードに組み込まれたものの、フンドラの手の負傷により、イベントは2週間前に中止となった。

そしてようやく、イサック・クルス vs ローチがメインの今回の興行に落ち着く形となった。数々の記者会見と、終わりの見えない応酬を経て、フォスターとフルトンはついに“口でのスパーリング”を終わらせ、実際の戦いに集中できる段階へとたどり着いた。


「前回、試合がまた延期になったときは本当にムカついた。ここまで近づいていたのに」とフォスターは記者会見で語る。「でも、そのぶん準備する時間が増えただけだ。減量で苦しむことは一度もないから影響はない。精神的にも肉体的にも、より仕上がっている。」

「この試合が実現するのは嬉しい。これまで何度も流れかけた試合だ。俺たちは戦うんだから、そりゃ敵対心はある。でも個人的な問題じゃない。あいつは俺の皿から何かを奪おうとしているだけだ。」

フルトンも同じ思いを口にする。

「この試合を今年中にどうしても実現させたかったし、そのためにいくつか動いてきた。時間が延びたことで俺に有利になるかもしれないが、それはやってみないとわからない……オシャキーに対してもう言うことはない。話すことなんてない。あとは実現させるだけだ。

いつも通り、戦うために来るし、勝つために来る。何が起きても構わない。でも俺は来るべきものを取りに行く。」

フルトンは現在WBCフェザー級王者で、今回130ポンドへ階級を上げ、3階級制覇を狙っている。彼は2月のブランドン・フィゲロアとの再戦で初戦以上に明確な勝利を収め、今保持している126ポンドのタイトルを手にした。


2024年9月のカルロス・カストロ戦と比べると、今回のフィゲロア戦でのフルトンははるかに安定した内容だった。2023年7月の井上尚弥戦でKO負けして以来の復帰戦となったカストロ戦ではダウンを喫し、スプリット判定で何とか逃げ切る形の“薄氷の勝利”だった。

フォスターは、自身も僅差の試合を経験してきたファイターだが、今回はフルトンの強気な挑発が闘志をさらに燃え上がらせている。

「この口撃の数々は、正直に言って全部モチベーションになっている。楽しんでいるし、あとはショーを見せるだけだ」とフォスター。

「お互い散々言い合ってきたが、12月6日には最高の試合を見せるためにリングに向かう。このカードはずっと待たされてきた試合だし、俺は支配する準備ができている。相手は俺の“ホーム”に乗り込んでくるわけだし、それも気分がいい。

あいつはこの試合を受けたこと自体が間違いだと気づくはずだ。俺はリングに上がって支配して、なぜフルトンが俺と同じリングに立つべきじゃないかを世界に見せつける。」

Manouk Akopyanはリングの主任ライター。Xとインスタグラムで @ManoukAkopyan をフォローできる。
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