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ストップ勝ちを収めたレオナルド・モスケア、アルセン・グラムイリアンとのWBA世界タイトル挑戦者決定戦に向けて準備整う
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Mosope Ominiyi
Mosope Ominiyi
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ストップ勝ちを収めたレオナルド・モスケア、アルセン・グラムイリアンとのWBA世界タイトル挑戦者決定戦に向けて準備整う
レオナルド・モスケアは、2025年の初戦として木曜夜に行われた試合でアルゼンチンのイバン・ガブリエル・ガルシア(10勝4敗1分、10KO)に9ラウンドTKO勝ちを収め、地元リヨンで空位だったWBA地域タイトルを獲得する。

ザ・リングのクルーザー級ランキング9位のモスケア(17勝無敗、10KO)は、第2ラウンドにガルシアをダウンさせ、最終的には一方的な展開で試合を終わらせた。これは、2023年11月にヴィクトル・トルシュを下してEBUシルバー王座を獲得して以来となる、距離を詰めての勝利である。

WBAランキング3位のモスケアは、同機関の空位だったイベロアメリカン王座を獲得し、同郷の元世界王者アルセン・グラムイリアン(27勝1敗、19KO)との世界タイトル挑戦者決定戦に進む可能性が高まっている。今月、王者ヒルベルト・ラミレスユニエル・ドルティコスとの義務防衛戦を行うためだ。


35歳のグラムイリアンは、2024年3月にズルドに大差の判定負けを喫して以来リングから遠ざかっており、4月5日にジャニベク・アリムハヌリのアスタナ凱旋興行で元挑戦者カラム・ジョンソン(23勝1敗、15KO)との対戦が噂されていた。

しかし、アルメニア生まれで現在はカリフォルニア在住のフランス人であるグラムイリアンは、契約締結から2〜3週間後に「試合までに準備が間に合わない」として出場を辞退したと、ジョンソンはBoxingSceneに語っており、その後も復帰時期に関する情報は更新されていない。

モンテカルロで2023年12月15日に行われたEBUクルーザー級タイトル戦で、当時無敗だったシェーボン・クラークに12ラウンドのスプリット判定勝ちを収め、一躍注目を集めたモスケアは、次戦で元世界タイトル挑戦者マテウシュ・マステルナク(49勝6敗、32KO)との指名戦を命じられたことを受け、同王座を返上した。

そのマステルナクは、ジャック・マッシー(22勝3敗、12KO)と空位となった同王座を争う予定となっている。マッシーは1年前、ロンドン南部のセールハースト・パーク・スタジアムでアイザック・チェンバレンを急遽の代役で判定で下し、王座を獲得していた。

しかしその後、サウジアラビアでIBFおよびザ・リングのクルーザー級王者ジャイ・オペタイアとの世界タイトル戦のオファーを受けたことを理由に王座を返上。2024年10月のその試合では、オペタイアの一方的な展開の末、6ラウンドTKOで敗れている。

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