レニエル・ペロは、4月18日にデトレイラス・ウェブスターとの10回戦でWBAコンチネンタル・アメリカス王座を懸けて戦い、13か月のブランクに終止符を打つ。
32歳のペロは、8年間にわたる豊富なアマチュア経験を武器に、DAZNの生中継で復帰する。エディ・ハーンのマッチルームとボックスラボ・プロモーションズとの共同プロモーション契約を結んだことが本日発表された。
「マッチルームとボックスラボ・プロモーションズを共同プロモーターに迎え、キャリアの次のステップに進めることをとても嬉しく思っている」とペロは語った。
「彼らと共に、俺の歩みを世界の舞台へと届けていく。俺がなぜヘビー級で無敗の強豪なのか、その理由をみんなに示す準備はできている。今こそ、キャリアを次のレベルへ引き上げる時だ。」
ペロは、アマチュア時代に同郷のフランク・サンチェス(25勝1敗、18KO)とライバル関係にあり、二度の五輪金メダリストであるバホディル・ジャロロフ(14勝0敗、14KO)や、長年の実力者フィリップ・フルゴビッチ(17勝1敗、14KO)とも対戦した経験を持つ。彼は、そのアマチュアでの成功を今こそプロの舞台で発揮できると確信している。
ハーンは、常に新たなスターや有望株が台頭し続けるこの華やかなヘビー級戦線において、拡大を続けるマッチルームの陣営にペロを迎え入れられたことを喜びとともに語った。
「ヘビー級は常に進化し続けている。レニエルには、本物のコンテンダーになれるだけの力がある」とハーンは語った。
「アモーリーやボックスラボのチームと共に、レニエルの成長をサポートできることにワクワクしているし、彼が今年、この階級に大きなインパクトを与えてくれることを期待している。」
ボックスラボCEOのアモーリー・ピエドラもその考えに同調し、「彼を新たな高みへと導き、これから全盛期を迎える未来のヘビー級王者を世界に示していく」と語った。
ペロ(11勝0敗、8KO)は現在WBAランキング4位に位置しており、自身の高い評価を正当化するためにも、より強い相手との対戦を望んでいるのは当然のことだ。
ペロは、2023年2月に同じくアマチュアの有力選手で当時11戦無敗のビクトル・ファウストに8回TKO勝ちを収め、キャリア最高の勝利を挙げたが、その後はややレベルを落とした相手との試合が続いた。彼はその後、ギジェルモ・ルーベン・アンディーノとドニー・パルマーを相手に、6か月の間隔を空けて2試合連続の初回ストップ勝ちを収めている。
アルゼンチン出身のアンディーノ(19勝10敗、6KO)は、2013年にスーパーミドル級でプロデビュー。2021年に長年のライトヘビー級コンテンダーであるラディボイェ・カラジディックに4回TKOで敗れた後は、クルーザー級で戦い、戦績はまちまちだった。
一方のパルマーは、14か月のブランクからの復帰戦だった。最も知られているのは、7年前のちょうど今頃、ジョー・ジョイスに初回ノックアウト負けを喫した試合で、それ以降の試合数はわずか5戦にとどまっている。
ウェブスター(9勝4敗、5KO)は、昨年12月に無名の同郷選手ジェイデン・ブースを初回TKOで下したが、今回のタイトルマッチは自身初の10回戦での戦いとなる。これまでに8度6回戦を経験しており、内容はまちまちだった。