ロサンゼルス — ホセ・ラミレスは、5月2日にニューヨークのタイムズスクエアで開催される
DAZN PPVのリングマガジン主催カードでデビン・ヘイニーと対戦するにあたり、自分が脇役扱いされていることに驚いていない。
元統一スーパーライト級王者のラミレス(29勝2敗、18KO)は、前回アルノルド・バルボサ・ジュニアとの10回戦で判定負けを喫し、かつての輝きを失っているように見えた。
そして今、32歳のフレズノ出身のラミレスは、ヘイニー(30勝0敗、15KO)が昨年のライアン・ガルシア戦後にキャリアを立て直すための踏み台と見なされている。
「デビン・ヘイニーのベストな姿を期待しているし、まだ証明すべきことがたくさんあるファイターだと思っている。同じように、俺も自分がまだ最高にイカした存在であることを証明したい」とラミレスはリング誌のインタビューで語った。「彼と彼の父親には敬意を持っているが、俺の仕事は彼のアゴを試すことだ。何が懸かっているか分かっているし、俺にはやるべき仕事がある。それは勝つことだ。」
「敬意を込めて言うが、(自分が見限られたことは)理解できる。自分本来のラミレスの姿を見せてこなかったからだ。これまで誰にでもイエスと言って、自分を主張せず、“いい人”を演じてきた気がする。俺は物静かなタイプで、世間は声の大きいドラマチックな人間に注目する。俺はただのシンプルで前向きな、4人の子どもを持つ家庭人だ。自分の家と環境の中で成功した人間だと思っているし、それにずっと満足してきた。」
2012年にプロ転向して以来、ラミレスはずっと140ポンド級で戦ってきた。ヘイニー戦は144ポンドのキャッチウェイトで行われる予定で、ラミレスにとっては歓迎すべき展開だ。
「一番ワクワクしているのは階級を上げることだ」とラミレスは語った。「140ポンドに合わせるために自分の体に無理をさせ続けてきた。でも俺は真のプロフェッショナルで、言い訳はしない。より大きく、強く、速くなったホセ・ラミレスを見せるのが待ちきれない。
「誰だって良い試合もあれば悪い試合もある。ボクシングは最強同士がぶつかるべきだ。前回の試合はベストとは言えなかったが、またこうして素晴らしいカードのビッグファイトに参加できている。それがボクシングというものだ。俺の仕事は、5月2日にリングに上がって勝つことだ。」
Manouk Akopyan は『ザ・リング・マガジン』の主任ライター。X(旧Twitter)/Instagram:@ManoukAkopyan をフォロー。