ヘビー級のデイブ・アレンは、ジョニー・フィッシャーとの待望の再戦が決まり、「子供に戻ったような気分だ」と語った。
32歳のアレンは、12月21日にリヤドで行われた最初の対戦で、フィッシャーに物議を醸すスプリット・デシジョンで敗れた。しかし、多くの観客は彼が勝利に値すると考えていた。
その結果、5ラウンドでダウンを喫した26歳のフィッシャーは13戦無敗(13-0)となったが、すぐに再戦を受けるかどうかは不透明だった。
しかし金曜日、ロンドンで再戦が正式に発表され、フィッシャーとアレンは5月17日にコッパー・ボックス・アリーナで開催される『ザ・インクエスト』と題されたイベントで再び対戦することが決まった。
現在32歳のアレンは、2012年にプロキャリアをスタートさせたが、フィッシャーとの一連の戦いが自身のキャリアに新たな活力を与えたと語っている。
彼は「また若い子供に戻ったような気分だが、今回は頭を使えるようになった」と語った。
「正直なところ、またメインイベントを務めることになるなんて驚いている。最初に決まったときも信じられなかったよ。ここにいられることに感謝しているし、そもそもサウジでの試合のチャンスをくれたジョニーにも感謝している。」
「最初の試合の後、ジョニーには『すぐに再戦することはないだろう』と伝えた。でも、実はここ6年間まともな試合をしていなかったんだ。だけど、試合後にジムへ戻った途端、すごく調子が良いと感じたんだ。」
最初の試合で終盤にストップを狙ってもっと攻めるべきだったと後悔しているかと聞かれると、アレンは微笑んだ。
「全力を尽くしたよ」と彼は言った。「これ以上は無理だった。本当に疲れ果てていた。言い訳はしない。5ラウンドでダウンを奪って仕留めにかかったけど、たぶん力を入れすぎたんだ。興奮しすぎてしまったよ。サウジアラビアで、この若者を倒す寸前だったんだからね。」
「でも後悔はないよ。彼はよく粘り強く戦った。10ラウンド耐え抜いて、判定勝ちのチャンスを掴んだんだからね。だから、またやることになった。最初の試合はもう終わったことだ。」
「キャンプが楽しみだとは言えないな。正直、そんなにワクワクはしていないよ。だって大変な作業だからな。でも、この10週間しっかりトレーニングして、必ず勝つと確信している。100万パーセント勝つよ。しかもノックアウトで仕留めるつもりだ。」