ジョー・ジョイスが今夜、マンチェスターのコープ・ライブ・アリーナで開催されるビッグヘビー級メインイベントでフィリップ・フルゴビッチと対戦する。この興行は、フランク・ウォーレンおよびクイーンズベリーによるものであり、彼らが配信サービス「DAZN」に参加してから初の興行である。
以下に、アンダーカードの最新試合結果を速報で伝える。
ムサの華々しいプロデビュー戦
ラムティン・ムサ(1勝0敗)が、経験豊富なロビー・チャップマン(13勝49敗9分、2KO)を相手に全ラウンドを制し、プロキャリアの第一歩を踏み出した。
ムサは落ち着いた様子で試合を進め、ジャブを効果的に使いながら角度を作ろうと試みたが、チャップマンも時折右ストレートや左フックを当て、才能あるムサにプレッシャーを与えた。
4ラウンド終了後、コンゲルトンを拠点とするこのスーパーミドル級選手は、当然の結果とも言える40-36の判定勝利を収め、この試合から多くの経験を得たであろう。
シート着席直後の波乱、スゼトが序盤で危機に
コープ・ライブに早めに着席した観客は、英国ボクシング界では非常に稀な光景を目撃することとなった。
ナビル・アハメド(2勝41敗3分)は、英国の新鋭ボクサーたちに実戦経験を積ませる役割を担うことで生計を立てているが、この日の試合では、リヴァプール出身のデビュー戦ボクサー、ルイス・スゼトを2ラウンドに右ストレートでダウンさせ、さらに3ラウンドにも再びダメージを与えた。
しかしアハメドは、普段通りジャブで組み立てることなく、勝利のチャンスに興奮したのか、大振りのパンチを狙い始めてしまった。
一方でスゼト(1勝0敗)は初回を支配し、よりクリーンでアクティブなボクシングを展開。最終ラウンドもわずかに優勢と見なされ、38-37の判定でプロ初勝利を手にした。
ミドルミスの勢い止まらず
アルフィー・ミドルミス(3勝0敗)はこの日の興行のオープニングマッチを飾り、アレクサンダー・モラレス(6勝12敗5分、2KO)を4ラウンドで下し、無敗記録を継続した。
ジェイミー・モアの指導を受けるこのフェザー級選手は、昨年12月のデビュー以来、忙しく試合をこなしており、今回で3戦連続の判定勝ちとなった。
今回の勝利も平穏無事とはいかず、21歳のマンチェスター出身ボクサーは右目の上にカットを負いながらも、40-37の判定で勝利を収めた。
以下に、アンダーカードの最新試合結果を引き続き掲載する。