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ヘスス・ラモス、グイド・シュラムを圧倒し7ラウンドTKO勝ち
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Keith Idec
Keith Idec
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ヘスス・ラモス、グイド・シュラムを圧倒し7ラウンドTKO勝ち
ラスベガス — グイド・シュラムがボクシングを始めたきっかけは、2012年9月に行われた同胞セルヒオ・マルティネスとフリオ・セサール・チャベスJr.のミドル級タイトルマッチでのマルティネスのパフォーマンスに感動したことだった。

しかし勇敢なアルゼンチン人である彼は、土曜の夜、そのマルティネスがチャベスに勝利したUNLVのトーマス&マック・センターのすぐ近くで、別のサウスポーによって容赦ない痛打を浴びることとなった。ジュニアミドル級コンテンダーのヘスス・ラモスは、セバスチャン・フンドラ対コーディル・ブッカー戦のアンダーカードとして行われた試合で、6ラウンド以上にわたりシュラムの頭部とボディを徹底的に攻め続け、最終的にレフェリーのマーク・ネルソンが一方的な展開を止め、試合は幕を下ろした。

レフェリーのマーク・ネルソンは、第7ラウンド1分38秒の時点で両者の間に割って入り、試合をストップした。シュラムは立ったまま試合終了を迎えたが、それまでにかなりのダメージを受けていた。

ラモス(23勝1敗、19KO)は、わずか7週間で2試合連続のノックアウト勝利を記録。アリゾナ州カサグランデ出身のラモスは、2月1日にT-モバイル・アリーナで行われたデビッド・ベナビデス対デビッド・モレルJr.のアンダーカードで、元154ポンド級統一王者ジェイソン・ロサリオを9ラウンドTKOで下していた。

一方、ブエノスアイレス出身のシュラムは、ラモスの元々の対戦相手であるメキシコのケビン・サルガドが詳細不明の理由で試合を辞退したため、この厳しい試合をわずか3週間足らずの準備期間で引き受けた。今回の敗戦により、シュラム(16勝4敗2分、9KO)は2試合連続のKO負け、そして3連敗を喫することとなった。

第6ラウンドでもシュラムに容赦ない攻撃を浴びせ続けたラモスは、第7ラウンドについに試合を終わらせた。ラウンド中盤を過ぎた直後、ラモスの左が鋭くシュラムの頭を後方にはじき飛ばした。

その後も強打を何発も浴びせたことで、レフェリーのネルソンはこれ以上のダメージを防ぐべく、シュラムを救済する形で試合を止めた。

攻撃的なラモスは、第5ラウンドを通してタフなシュラムを一方的に攻め立て、“的当て”のような展開に。ネルソンはこのラウンドでもシュラムの様子を注視していたが、この時点ではまだストップに至る決定的な要因は見られなかった。

第4ラウンド終盤の残り20秒では、ラモスが右フックからのストレート左を炸裂させ、シュラムは多くのパンチを耐えるだけのラウンドとなった。

第3ラウンドでも、ラモスは残り40秒ほどの場面で重たい左をヒットさせ、シュラムを後退させた。このラウンドもラモスが完全に主導権を握り、試合を支配した展開となった。シュラムは気持ちを見せたものの、力の差は明白だった。

第2ラウンドのちょうど中間、ラモスの左がクリーンヒットし、シュラムは後方に吹き飛ばされた。強打のサウスポーであるラモスは、このラウンドで第1ラウンド以上に効果的な攻撃を見せた。

一方、シュラムは第1ラウンドから積極的な姿勢を見せていた。それは、ラモスにリズムをつかませてはならないという考えから、試合開始直後から主導権を握ろうとしたためだった。

Keith Idecは『ザ・リング・マガジン』の上級ライター兼コラムニスト。X(旧Twitter)では [@idecboxing](https://twitter.com/idecboxing) で連絡を取ることができる。

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