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ジャーメル・チャーロ、「154ポンド級で倒すべき男は自分だ」と今なお確信
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Hans Themistode
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ジャーメル・チャーロ、「154ポンド級で倒すべき男は自分だ」と今なお確信
ジャーメル・チャーロがジュニアミドル級を支配していたのは、もう少し前の話だ。

2023年当時、チャーロは同階級の“絶対王者”だった。リング誌、IBF、WBA、WBC、WBOのすべてのベルトを引きずるように持ち歩きながら、同じ154ポンドのライバルたちを悠然と通り過ぎていた。誰が相手であれ、「倒すべき男はチャーロ」という空気に疑いはなかった。

だが、同じ顔ぶれとの戦いに飽き飽きしていたのか、チャーロ(35勝2敗1分、19KO)はジュニアミドル級の王座をすべて返上し、168ポンドでのカネロ・アルバレス戦に挑むという大胆な決断を下す。

しかし、結果は記憶に残るようなものではなかった。完敗を喫したことで、多くのファンや関係者は「もうチャーロが154ポンドに戻ることはない」と考えた。それも無理はない。彼は長い時間をかけて筋肉をつけてきたし、ボクシングの歴史を振り返れば、一度階級を上げた選手が元の姿を取り戻せないまま消えていくケースは決して少なくない。

168ポンドで戦うというのは突飛に見えるかもしれないが、ミドル級での戦いは理にかなっていた。何よりチャーロにとっては“2階級制覇”という新たな栄光を手にするチャンスでもあった。

しかし、彼がジュニアミドル級を離れている間に、かつて自らが保持していた5本のベルトは四散してしまった。WBCとWBOのタイトルはセバスチャン・フンドラの手に渡り、WBAのベルトはテレンス・クロフォードが保持。IBF王座はバフラム・ムルタザリエフが固く握っており、チャーロが特に愛着を持っていたリング誌の王座は現在空位のままだ。

とはいえ、ベルトをひとつも持っていない今も、チャーロは自分こそが「真の王者」と見なされるべきだと信じている。そして、多くの人々が「彼はもう154ポンドには戻ってこない」と思っていた中、チャーロはそれを覆すつもりでいる――ただ戻るのではなく、ここから“本当の再始動”を始めるのだと。

「俺が何のためにここに戻ってきたか、分かってるだろ?」とチャーロは自身のSNSで語った。
「154は俺のもんだ。俺が終わるまではな」

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