ジャーマル・チャーロは、精神的にも肉体的にも復活したと主張する。しかし、それが事実かどうかはまだ分からないものの、毒舌ぶりは健在のようだ。
チャーロは、約2年ぶり、過去5年間でわずか2度目となるリング復帰を、5月31日にネバダ州ラスベガスのミケロブ・ウルトラ・アリーナで果たす予定だ。9連勝中のトーマス・ラマナは、この試合で連勝を10に伸ばす自信をのぞかせているが、チャーロは「枕と毛布の用意をしておけ」と言い放つ。
「お前をノックアウトしたら、その上で踏みつけてやる」と、試合を宣伝するためのZoom記者会見でチャーロは言った。「お前の上で踏みつけてやる」と繰り返した。
チャーロ(33勝0敗22KO)は、この5年間、私生活の問題に悩まされ、度重なるキャリアの中断を経験してきた。一方、ラマナはキャリア最高のコンディションにあると言える。対戦相手のレベルは決して高くなかったが、明らかに実力差のある相手に対してやるべきことをきっちりと果たしてきた。
ラマナ(39勝5敗1分18KO)は、もともと強打型ではないが、直近6試合のうち5試合で相手を倒して勝利している。しかし、ラマナや周囲がこうした実績を誇るたびに、チャーロは顔をしかめて笑う。
ヒューストン出身のチャーロは、ラマナが多少の自信を持つこと自体は否定しないが、試合では自らの右拳を浴びて天井のライトを見上げることになると信じて疑わない。
「お前なんか俺にかなうわけがない」と、興奮した様子のチャーロは言った。「お前なんか俺にかなうわけがない。俺が証明してやる。好きなだけしゃべってろ。俺が止めてやる。俺が証明してやる。」