ジェイミーTKVは、土曜夜に行われ
るフレイザー・クラークとの英国王座決戦に向け、264.9ポンドとキャリア最高体重で計量に臨んだ。
両者は空位のベルトを懸けて、ダービーのヴァイアラント・ライブ・アリーナで行われるBOXXERのBBC初興行のメインイベントで対戦する。
金曜の計量では両者の感情が高ぶり、2人がスケールを降りた後には、スタッフが間に入って引き離す必要があった。
両者の体重は意外なほど近く、TKV(本名ジェイミー・チケヴァ)は、英国王座への2度目の挑戦に向けてサイズを増やしてきた。
前回の試合では
マンチェスターでデビッド・アデレイに物議を醸す形でストップされた際、彼は254.5ポンドだったが、今回はそこから約10ポンド重い体重で計量に臨んだ。
一方のクラークは、前回の試合で
エベネザー・テテを1ラウンドで一蹴した際、276ポンドと自身最重量を記録していた。だが今回は通常のファイトウェイトに近い270.2ポンドでスケールに乗った。
バートン出身のクラークは、英国王座への3度目の挑戦を前に語った。「感情が高ぶっているのは当然だ。俺たちはもう戦闘モードに入っている。言うべきことは言うが、もっと重要なのは自分がやるべきことをやるということだ」
「今はリスペクトなんてない。あいつは俺にとって何でもない、ただの相手だ。ファンは“教科書通り”を期待していい。俺がこの坊やに授業をして、叩きのめす。
これはとても重要な試合で、非常に名誉あるタイトルだ。これが競争であり、これこそが俺がここにいる理由で、俺が生きている理由だ。さあ戦おう」
TKVは、セキュリティがヘビー級の2人の間に入った瞬間、思わず笑みをこぼした。クラークについて彼はこう語った。「あいつはただの面白いキャラクターだ。さっき廊下ですれ違ったときは何もしてこなかったのに、今セキュリティがいる前では変なことを言いたがる。動揺しているんだ。花火を期待してくれ。俺があいつをノックアウトする。」
以下、全計量結果
ヘビー級 12回戦
- フレイザー・クラーク 270.2ポンド
- ジェイミーTKV 264.9ポンド
ウェルター級 10回戦
- ボビー・ダルトン 146.4ポンド
- ジョエル・コドゥア 146.7ポンド
バンタム級 2分×10回戦
- フランチェスカ・ヘネシー 117.8ポンド
- ファビアナ・ビティキ 117.4ポンド
ミドル級 8回戦
- ブラッドリー・ゴールドスミス 162.13ポンド
- ジョーダン・デュジョン 164.9ポンド
クルーザー級 6回戦
- ジャック・マッシー 209.9ポンド
- イバン・ガルシア 209ポンド
ジュニアウェルター級 6回戦
- スコット・メルヴィン 137.5ポンド
- ハーヴィー・スタートン 135.14ポンド
ジュニアライト級 6回戦
- ジョシュ・ローズ 131.2ポンド
- ホルヘ・ルイス・ウエルタ 132.9ポンド