14年と319日に及ぶ献身と犠牲の末に世界王座を獲得した
ジャザ・ディケンズは、初防衛戦でWBA世界130ポンド級王座を手放すつもりは一切ない。
Ringのスーパーフェザー級(ジュニアフェザー級)ランキング9位のディケンズは、3月14日、ダブリンの3アリーナで行われる
アンソニー・カカーチェ(24勝1敗、9KO)との一戦で王座を懸ける。メインイベントとなるこの試合は
DAZNでライブ配信される。
ジャザ・ディケンズの将来性は、キャリアのごく初期の段階から明確だった。10代のリバプール出身ボクサーは、英国の小規模会場のシーンではめったに見られないような、ひらめきと創造性に富んだファイトを披露していた。
長年にわたり数々のタイトルを獲得し、2度の世界フェザー級王者であるリー・ウッドや、長期政権を築いた英国王者のライアン・ウォルシュといった実力者から意味のある勝利を挙げてきたが、自身は世界王座という壁を越えることができずにいた。
ドバイのザ・ゴールデン・リング・ジムでアルベルト・アイラペティアンと手を組んだことが、34歳となったジャザ・ディケンズのキャリアに新たな息吹をもたらし、かつて有望株として注目を集めた原動力である動きと角度を引き出した。
昨年7月、ジャザ・ディケンズはキャリア最高とも言える総合的なパフォーマンスを披露し、本命視されていた
アルベルト・バティルガジエフを4回KOで圧倒してWBA暫定王座を獲得した。その後、ラモン・ローチが140ポンド級での栄光を目指して正規王座を返上したことで、このタイトルは正規王座へと昇格した。
ジャザ・ディケンズ(36勝5敗、15KO)は、ついに世界王者となったが、一貫したプロモーターの後押しや注目を受けることなく、その地位にたどり着いた。
「なぜなのかは分からないし、求めてもいない。言いたいことは分かるだろう。周囲からは『評価されていない』と言われるが、その評価を与えているのが誰なのかを見ると、『別に要らない』と思う。それが現実だ」とジャザ・ディケンズはクイーンズベリーに語った。
「だが、これだけは誰にも奪えない。今は、ボクシング界の権力者や、かつて自分を支援したかった人たちに対しても、言いたいことを言える自由を手にした気がしている。ただ、もともと自分は反骨心を抱えてきたし、今はそれがさらに強くなった。いわば、遠慮なく反発するような気分だ。」
ジャザ・ディケンズは、長い道のりを経て頂点に立ったからといって、その栄光に安住するタイプではない。
彼は、かつて試合当日をクリスマスの日になぞらえてきた。無名のジャーニーマンとの消化試合であっても、試合前に控室を行き来する彼の様子を見れば、世界王者となった今、これ以上努力したり、勝利に対してこれ以上強い思いを抱いたりすることは、ほとんど不可能だと分かる。
「敗北への恐怖や、その痛みは、勝利の喜びよりもはるかに大きい」と彼は語った。
「時に、自分は負けないために戦っているのか、それとも勝つために戦っているのか、と考えることがある。負けるのが本当に嫌いだ。世界で一番つらいことだ。特にファイターにとっては、自分たちのエゴ、キャリア、生計、そしてアイデンティティと強く結びついているからなおさらだ。」
「とにかく負けるのが嫌なんだ。だから、3月14日にダブリンの3アリーナで自分の腕が掲げられる瞬間は、自分にとって特別な夜になる。」