ウェルター級の他の選手たちは、ようやく正式に胸をなでおろすことができる。
ジャロン・エニスは長い間、ウェルター級の全タイトル統一に強い関心を持っていたが、水曜日にその夢を正式に断念した。来週28歳を迎えるエニスは、自身のX(旧Twitter)アカウントを通じて、リング誌、IBF、WBAの147ポンド(ウェルター級)王座を返上し、次戦からジュニアミドル級へと転向することを発表した。
「今がその時だ」とエニスは投稿した。「みんな“煙が立ってるのはここだ”って言ってたよな? じゃあ、やってやろうじゃないか!」
Ennis’ entrance into the 154-pound division ends what at times was a frustrating run at welterweight.
He was forced to sit back and wait his turn, as the likes of
Errol Spence Jr. and
Terence Crawford ran the division. He eventually won welterweight titles, but he was never given the opportunity to face Crawford or Spence, whom Crawford dominated almost two years ago to become the first fully unified welterweight champ of the four-belt era.
スペンスが表舞台から退き、クロフォードが階級を上げるまで、エニスが望んでいたチャンスは与えられなかった。
暫定IBF王者から正規王者に昇格した後、エニスはついに現役王者との初対決に臨んだ。対戦相手は
エイマンタス・スタニオニス(15勝1敗、9KO、1無効試合)。普段はタフさで知られるリトアニア人を、エニスは圧倒し、打ちのめし、最終的に
4月12日、アトランティックシティのボードウォーク・ホールで6ラウンド終了後にストップ勝ちを収めた。その夜、IBF王座に加えてリング誌とWBAのベルトを手にしたエニスは、同階級の他の王者たちとの対戦に望みをかけていた。対戦の可能性はあったものの、エニスはついにその待ち時間に終止符を打った。
プロモーターのエディ・ハーンは先週、エニスとの面会後に「彼は階級を上げると確信した」と明かしていたが、水曜日まではエニス本人は沈黙を守っていた。
次戦の相手については、現時点で明確ではない。
ジュニアミドル級の現王者にはセバスチャン・フンドラ(WBC)やバフラム・ムルタザリエフ(IBF)がいるほか、サンダー・ザヤス、元WBO王者ティム・チュー、元統一王者ジャーメル・チャーロらの存在も控えている。
とはいえ、減量で酷使されていたエニスの身体には、ついに休息の時が訪れる。スケール上の余裕ができたことで、どんな相手が立ちはだかろうと、再び世界王者になる道が開けるとエニスは信じている。
「2階級制覇王者へ」とエニスは語り、「4度目の世界王座戴冠へロード開始だ」と意気込んだ。