11月14日、マイアミのカセヤ・センターで行われる
ジェイク・ポール対
ジャーボンテイ・デービス戦では、4つのタイトルマッチがラインナップされている。
セミメインでは、
アリシア・バウムガードナーが、Ring、IBF、WBA、WBOのジュニアライト級タイトルを懸けてレイラ・ボードワンと対戦する。さらにアンダーカードでは、
ゲイリー・アントワン・ラッセルが無敗の
アンディ・ヒロアカを迎え、WBAジュニアウェルター級王座の初防衛戦に臨む。また、
エリー・スコトニーとマイェリ・フローレスが、
Ring王座およびジュニアフェザー級の4団体統一王座を懸けて激突する。
この日の4つ目のタイトル戦は、ヨカスタ・バジェ対ヤディラ・ブスティジョスのWBCストロー級王座戦。
バウムガードナー(16勝1敗1分、7KO)は、かつてスーパーフェザー級の統一王者であり、7月11日にジェニファー・ミランダに対して判定勝ち(3-0)を収めたばかり。 リヴィエール=デュ=ルー(カナダ・ケベック州)出身のボードワン(13勝1敗、2KO)は、今回が初のアメリカでの試合となる。現在4連勝中で、直近では6月27日にエルヘム・メカレドを6ラウンドでストップしている。
この試合は女子のタイトルマッチで一般的な2分10ラウンドではなく、3分12ラウンドで行われる。
「11月14日金曜日にリングに戻り、Netflixを通じて世界の前で戦えることにとても感謝している」と、バウムガードナーはプレスリリースで語った。「一貫性こそが自分を研ぎ澄まし、危険な存在にしている。3分×12ラウンドで戦うことは平等を意味する。ボクシングにおける平等とは、王者がその偉大さを示すための舞台を与えることだ。私はあらゆるものに対応できる存在であることを世界に示すためにここにいる。」
ラッセル対平岡は、ボクシング屈指の好カードになる可能性が高い。両者は140ポンド級で最高の実力者同士であり、この階級はボクシングの中でも屈指の強豪揃いの階級とされている。キャピトルハイツ(メリーランド州)出身のラッセル(18勝1敗、17KO、29歳)は、3月1日にホセ・バレンズエラに対して圧倒的な判定勝ち(3-0)を収め、WBA王座を獲得した。平岡(24勝0敗、19KO)は、神奈川県横浜市出身の身長5フィート11インチ半のサウスポーで、現在10連続ストップ勝ち中。直近では2024年9月3日にイスマエル・バロッソを9ラウンドTKOで下している。
「この規模のイベントに出場し、ラッセル家の伝統をNetflixのライブで示せることにワクワクしている」とラッセルは語った。「平岡は自分の指名挑戦者であり、強いファイターだ。俺たちはいつも通り準備を整え、リングで仕事を果たす。この階級のキングであり続けるつもりで、そのための第一歩が王座防衛になる。」
ロンドンのルイシャム出身のスコトニー(11戦全勝)は、7月11日に米国デビュー戦でヤミレス・メルカドに一方的な判定勝ち(3-0)を収め、IBF、WBC、WBOのスーパーバンタム級統一王者となった。メキシコ出身のフローレス(13勝1敗1分、4KO)は、5月10日にナザレナ・ロメロに2-1の判定勝ちを収め、WBA王座を手にした。
バジェ(33勝3敗、10KO、32歳)は、昨年11月にエリザベス・ロペス・コルソに判定勝ち(3-0)して獲得したWBCミニマム級王座の初防衛戦に臨む。ブスティジョス(11勝1敗、2KO、25歳)は現在4連勝中で、そのうち2勝はストップ勝ち。
また、この日のカードにはアヴィオス・グリフィン(17勝1敗、16KO)対セサル・フランシス(14勝2敗、9KO)も組まれている。