ジェイク・ポールは、金曜夜にマイアミで行われたアンソニー・ジョシュア戦でのKO負けを受け、顎の骨折の手術を受けた。

ジョシュアは、当初の予想よりも時間を要したものの、最終的にはNetflixで配信されたメインイベントで、6回に強烈な右ストレートを放ち、カセヤ・センターのキャンバスに相手を沈めて勝利を収めた。この一撃が、ポールの顎を骨折させた決定打であったと見られている。

ポールは試合後インタビューの中で、自身の顎が折れた感覚があったと語り、口から血を吐き出していた。その後、土曜日の早い時間帯に、この事実が正式に確認された。

ポールはソーシャルメディアで次のように報告している。

「たった今、手術を終えた。すべて順調だった。たくさんの愛に感謝する。激しい痛みと強いこわばりがある。7日間は流動食のみになる。両側にチタン製プレートを2枚ずつ入れた。歯も何本か抜いた。

マイアミ大学病院の素晴らしいチームに感謝したい。誰もがとても親切で、思いやりにあふれていた」

ポールは4ラウンドまでジョシュアの攻撃をかわし続け、右を数発ヒットさせる場面もあったが、5回に入って疲労が見え始め、2度のダウンを喫した。

29歳のポールは、6回にもさらに2度倒され、最終的にレフェリーのクリス・ヤングが試合をストップした。

この勝利は、ジョシュアにとって2024年3月にフランシス・ガヌーを2回KOで下して以来の白星となった。ポール戦後、ジョシュアは長年のライバルであるタイソン・フューリーに言及し、2026年に予定するメガファイトへの意欲をあらわにした。

ジョシュアは次のように語っている。

「もしタイソン・フューリーが自分で思っているほど本気で、SNSで指だけ動かすのをやめ、本当にグローブをはめて、どんな挑戦でも受ける本物のファイターと戦いたいのなら、次は俺とリングに上がれ。本当にワルだというならな」