ジェイク・ポールの「モースト・バリュアブル・プロモーションズ(MVP)」が、次戦の開催日を11月14日から12月の金曜夜へと延期する可能性を検討していると、関係者が『ザ・リング』に明かした。
情報筋によると、もしイベントが延期される場合は、12月12日か19日のいずれかが有力候補日とされている。
ポールは当初、11月14日にマイアミで
ジャーボンテイ・デイビスとのエキシビションマッチを予定していた。しかしMVPは土曜日、デイビスが
関与しているとされる家庭内暴力疑惑に関して、木曜日にマイアミで提訴された訴訟を受け、現在調査を進めていると声明を発表した。
声明にはこう記されている。「われわれは、あらゆる形の暴力を明確に非難し、この問題に関して関係者すべてに敬意を払いながら、誠実かつ慎重に対応することを約束する。見直しを完了し、適切な関係者と協議を行ったうえで、次の対応を判断する。」
マイアミで予定されているNetflixエキシビションイベントにおいて、デイビスの出場が危ぶまれる状況となったため、MVPは他の著名ボクサーたちに打診を始めたと関係者が明かしている。候補に挙がっているのは、ライアン・ガルシアとテレンス・クロフォードだ。
ガルシアのプロモーターであるオスカー・デ・ラ・ホーヤは土曜日、SNS上で「ポールがNetflixで試合をするのに対し、ゴールデンボーイはDAZNとの契約があるため、ガルシアは対戦候補ではない」とコメントした。
訴訟によると、デイビスの元恋人は彼を「加重暴行、虚偽監禁、誘拐、そして故意による精神的苦痛の加害」で訴えている。
訴状の中でロッセルは、火曜の夜にマイアミのジェントルマンズクラブ「トゥーツィーズ・キャバレー」でVIPカクテルサーバーとして勤務中、デイビスに意に反して連れ去られたと主張している。
30歳のデイビスは、3月に
ラモント・ローチと引き分けて以来、試合をしていない。8月に予定されていた再戦も、他の法的問題を抱えたため中止となった。
『スポーツ・イラストレイテッド』のクリス・マニックスが最初に、ポールの次戦が12月へ延期される可能性があり、ガルシアとクロフォードが代役候補として接触を受けたと報じた。
Mike Coppingerは『ザ・リング』誌のシニア・インサイダーであり、マックス・ケラーマンとともに毎週月曜日に番組「インサイド・ザ・リング」を共同司会している。
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