ジェイク・ポールは、いつものようにプロモーション期間中から口撃を仕掛け、
ジャーボンテイ・デービスとの対戦を盛り上げてきた。中でも「ちびの坊やをぶっ壊して屈辱的なノックアウトを食わせる」とまで発言し、挑発をエスカレートさせている。
しかし、
11月14日にマイアミのカセヤ・センターで行われるNetflix配信試合が近づくにつれ、ポールの口調には少し変化が見られる。
「これは間違いなく、これまでで一番の試練だ」とポールはTMZに語った。
「体格差についていろいろ言われているけど、人々は“タンク”がP4Pトップ10のファイターだということを忘れている。彼は両拳に破壊力を持ち、技術も経験もずば抜けている。正直なところ、ここまで恐怖を感じながら試合に臨むのは初めてだ。」
「スピード、ディフェンス、リングIQ、スタミナ、どれを取っても一級品だ。彼は試合を通して鋭さを保つタイプだし、その強さを挙げればきりがない。ほんの一瞬でも隙を見せたら終わりだと思うと、正直、怖くて夜も眠れない。」
ポール(12勝1敗、7KO)とWBA世界ライト級王者デービス(30勝無敗1分、28KO)の試合は、特別ルールで行われる。体重上限195ポンド、3分×10ラウンド制、使用グローブは12オンス。正式なプロ戦としては認可されていないが、マイアミのカセヤ・センターでNetflixによる配信が行われ、リングサイドの3人のジャッジによって試合終了後に勝者が発表される予定だ。
不安や迷いはあるものの、ポールは勝利をつかめると信じている。
「俺には“タンク”をノックアウトに導けるパワーと攻撃力がある。他の相手にもやってきたようにね」とポールは語った。
「自分の能力には絶対の自信があるし、これは近年まれに見る大番狂わせになるはずだ。」
Manouk Akopyan はザ・リングの主任ライター。
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