The Ringの王者ジェイ・オペタイア、トレーニングキャンプ中の軽傷によりクラウディオ・スクエオとの世界タイトル防衛戦は6月6日に延期された。
無敗のオーストラリア人ジェイ・オペタイアは、5月13日(火)にゴールドコースト・コンベンションセンターで、17戦全勝(9KO)のイタリア人クラウディオ・スクエオを相手に、RingとIBFクルーザー級タイトルの防衛戦を行う予定だった。
しかし、オペタイアの負傷により試合は数週間延期され、両者は同じ会場で6月8日(日)に激突することとなった。
ジェイのマネージャーであるミック・フランシスは「ジェイはリングではまさに野獣のような存在で、どんな相手も決して侮らない」と語った。
「IBFとThe Ringのクルーザー級世界タイトルを防衛するために、ジェイは万全のコンディションで臨みたいと考えている。医師の指示のもと、ジェイが最高の状態で試合に臨めるよう、試合を3週間延期することにした」とフランシスは続けた。
オペタイアは直近の試合で、1月8日にオーストラリアでデビッド・ニイカを4ラウンドKOで圧倒した後、現在27戦無敗(21KO)だ。
この勝利は、2022年7月にマイリス・ブリエディスとの激闘を12ラウンドの判定(3-0)で制して王座を獲得して以来、5試合中4度目のKOまたはTKO勝利となった。
オペタイアは、現WBA・WBOクルーザー級王者ギルベルト・「スルド」・ラミレスとの統一戦を望んでいることを公言してきたが、その前にまずクラウディオ・スクエオとの防衛戦をクリアしなければならない。