元3階級制覇王者のイラン・バークレーが脳卒中を発症し、入院している。

64歳のイラン・バークレーがニューヨーク・プレスビテリアン病院で回復中であることが明らかになると、今週、SNS上で多くの支援の声が寄せられた。

「彼と話しましたが、元気な様子でした」とWBC会長のマウリシオ・スライマンは語った。「世界中のボクシングファミリーからの祈りが、彼にとって大きな支えになるでしょう。彼は長年にわたってとても大切な友人です。」

「ニューヨークのボクシング界のレジェンドであり、本当に素晴らしい人物であるイラン・バークレーのために祈りを捧げます。彼は現在、脳卒中で入院しています。心からの愛を ‘The Blade’ に送ります」とプロモーターのルー・ディベラは語った。

「‘The Blade’ の早く完全な回復を祈っています」と、元ライトヘビー級世界王者のアントニオ・ターバーは語った。

「伝説的な元3階級制覇王者のために、良い思いと祈りを捧げます」と、元ニューヨーク州アスレチック・コミッション委員長のランディ・ゴードンは語った。

バークレーは1999年に引退し、戦績は43勝19敗1分（27KO）。ミドル級（160ポンド）、スーパーミドル級（168ポンド）、ライトヘビー級（175ポンド）の3階級でタイトルを獲得した。17年にわたるキャリアの絶頂期には、トーマス・ハーンズに2度勝利し、ダリン・ヴァン・ホーンにも勝利。一方で、ロベルト・デュランやマイケル・ナンには接戦の末に判定負けを喫し、ナイジェル・ベンやジェームズ・トニーにはストップ負けを喫している。

ニューヨーク生まれ育ちのイラン・バークレーは、NFLのスーパースターRB（ランニングバック）サクオン・バークレーの叔父にあたる。引退後は厳しい状況に直面し、2010年には一時的にホームレス生活を送っていた。

Manouk Akopyanは『ザ・リング・マガジン』の主任ライター。XとInstagramでは @ManoukAkopyan で連絡が取れる。.