ホヴハネス・バフコフは依然として厳しい試練に臨むが、当初予定されていた相手ではない。

2020年東京五輪銅メダリストのバフコフ（7勝無敗、6KO）は、当初対戦予定だったウズベキスタンの強打のサウスポー、ショフジャホン・エルガシェフ（25勝2敗、22KO）が左手の負傷により試合を欠場したため、水曜日にトルコ・イスタンブールでショリサニ・ンドンゲニ（33勝6敗、19KO）と対戦する。

「ンドンゲニは素晴らしい代役であり、厳しい試合になると覚悟している」とバフコフのトレーナー、アルベルト・アイラペチャンは火曜日に『ザ・リング』誌に語った。「ホヴハネス・バフコフが再び支配的なパフォーマンスを見せ、世界タイトル挑戦に一歩近づくことを期待している。」

ンドンゲニは、デビン・ヘイニー、レイモンド・ムラタラ、アーノルド・バルボサ・ジュニア、エルネスト“ティト”メルカドといった強豪との対戦で敗れているが、いずれもトップレベルでのもの。35歳の南アフリカ出身の彼は、今年3月に当時無敗だったネスター・ブラボーにスプリット判定で勝利し、勢いに乗ってこの試合に臨む。

一方、アルメニア・ギュムリ出身で32歳のバフコフは、ここ6試合連続でKO勝ちを収めている。

バフコフとンドンゲニによる10回戦は、WBA暫定スーパーフェザー級王者アルベルト・バティルガジエフとジャッザ・ディケンズの試合がメインを務めるIBA Pro 7興行のセミファイナルとして行われる。

Manouk Akopyan は『ザ・リング』誌の主任ライター。X（旧Twitter）およびInstagramでは@ManoukAkopyanをフォロー。