25歳のジョージア・オコナーががんとの闘病の末に亡くなったという報せを受け、ボクシング界から多くの追悼の声が寄せられている。
オコナーは2017年のコモンウェルスゲームズで金メダルを獲得し、アマチュア時代に国内タイトルを5度獲得した後、2021年にプロデビューを果たした。
プロ戦績は3勝0敗で、すべての勝利をサバンナ・マーシャルのアンダーカードで挙げている。直近の試合は2022年10月に行われたクレイレッサ・シールズ対マーシャルの女子メインイベント興行での勝利だった。
しかし、その試合からわずか4か月後、オコナーは慢性炎症性腸疾患の一つである潰瘍性大腸炎と診断された。そして2025年初頭には、より悪性で希少ながんと闘っていることが明らかになり、体調はさらに悪化していた。
病状は治癒不可能となり、5月22日月曜日にオコナーの悲報が伝えられた。
わずか2週間前に結婚し、姓はカーディナリに変わっていた。
ボクサー・プロモーターのベン・シャロムはXでこう綴った。「これは理解しがたい出来事だ。人生ではいろいろなことが起こるが、家族と健康以外に本当に大切なものはない。」
「ジョージアの両親とパートナーには心からお見舞い申し上げます。彼らが懸命に尽くしてきたことを知っており、今も多くの困難に直面していることを思うと胸が痛みます。ジョージアは多くの人にとってのインスピレーションであり、私にとっても忘れられない存在です。彼女の家族と友人たちに心よりお悔やみを申し上げます。本当に胸が張り裂ける思いです。」
ジョシュ・テイラー対エコー・エスーマンの記者会見がグラスゴーで行われた際、ジョージア・オコナーへ拍手が捧げられた。
クイーンズベリー・プロモーションズからは追悼の言葉が発表された。
「クイーンズベリー・プロモーションズの全スタッフは、ジョージア・オコナーの訃報に深い悲しみを覚えています。」
「この困難な時期に、彼女の友人や家族に心からお見舞い申し上げます。ジョージア、安らかに眠ってください。」