ラスベガス — ミドル級の注目株イライジャ・ガルシア(17勝1敗〔13KO〕)は、ベテランのテレル・ガウシャ(24勝5敗1分〔12KO〕)との10ラウンド戦で序盤のダウンを乗り越え、スプリット・ディシジョンで勝利を収めた。ジャッジの採点は、1者が95-94でガウシャを支持したものの、残り2者は96-93と95-94でガルシアを支持し、判定が覆された。
2012年の米国オリンピアンであるガウシャは第1ラウンド序盤に先制し、21歳のガルシアをプロ初のダウン。
「ダウンを取られた後、あれがこの試合で一番強いパンチだったと分かった」とガルシアは語った。「自分は1000%の準備をしてきた。」
「人が何を思おうと関係ない。俺はリングに上がって、オリンピアン相手に全力で戦った。彼はこれまで世界王者にしか負けていない選手で、その彼を俺は倒したんだ。彼はとても経験豊富で、頭も良い。自分のやりたいことをいくつか成功させていたけど、時間が経つにつれて俺が対応できるようになった。俺が負けたと思う人がいても、関係ない。俺は勝ったんだ。」
最終的に、ジャッジたちはガウシャの有効打(189対154)よりも、ガルシアの手数と積極性を評価した。試合後、両者とも自分が勝利に値したと信じていた。
「彼はタフで粘り強い選手だった」とガウシャは語った。「だからこの試合を受けたんだ。彼が自分を追い込んでくれると分かっていた。自分はやるべきことをやったと思っている。判定は残念だけど、今できることは立て直して、さらに強くなることだけだ。」