関係者が
「ザ・リング・マガジン」に語ったところによると、
セバスチャン・フンドラのWBC世界スーパーウェルター級タイトル防衛戦対キース・サーマン戦は、マニー・パッキャオのアンダーカードとして1月下旬に開催される見込みだ。
フンドラとサーマンは当初、10月25日にラスベガスで開催予定だった「PBC on Prime Video」のPPVイベントでメインを務める予定だったが、フンドラが
トレーニングキャンプ中に手を負傷し、試合は延期となった。
関係者によると、フンドラの負傷は水曜日のスパーリング中、相手のひじにパンチを当てた際に起こったという。関係者によると、フンドラの手は骨折しておらず、打撲による炎症と腫れのため3週間はスパーリングができないという診断を受けたとのことだ。
フンドラ(23勝1敗1分、15KO)はRing誌の154ポンド級ランキングで2位に位置しており、「ザ・タワリング・インフェルノ」の異名を持つ彼は、
7月の再戦でティム・チューを7ラウンドTKOで下している。
フンドラは昨年、ティム・チューにスプリットデシジョンで勝利し、番狂わせで王座を獲得した。27歳の彼は、154ポンド級としては異例の6フィート5インチ半(約197センチ)の長身を誇る。
サーマン(31勝1敗、23KO)は今年3月、
オーストラリアでブロック・ジャービスを3ラウンドKOで下し、スーパ―ウェルター級へ階級を上げた。この試合は3年以上ぶりの復帰戦であり、当初は年内にオーストラリアでティム・チューとのタイトル戦につなげる計画だった。
サーマンはウェルター級(147ポンド)で長期にわたる王座時代を築き、唯一の黒星は2019年のマニー・パッキャオ戦で喫したものだった。
Mike Coppingerは「ザ・リング・マガジン」のシニアインサイダーであり、マックス・ケラーマンとともに毎週月曜に番組「Inside the Ring」を共同司会している。X/インスタグラム(@MikeCoppinger)でフォローできる。