元ライトヘビー級王者のオレクサンドル・グヴォジクは、アンソニー・ホロウェイを2度倒し、3ラウンドでストップして再び白星を挙げる。
グヴォジク(21勝2敗、17KO)は、ホロウェイ(9勝7敗3分、7KO)に攻撃を仕掛け、3ラウンド開始30秒で左フックを浴びせてダウンを奪う。ホロウェイは立ち上がったものの動揺しており、グヴォジクは再び左フックを決めてもう一度ダウンを奪う。力の差が明らかなホロウェイは再び立ち上がったが、レフェリーのデイビッド・ソリヴァンが8回戦として予定されていた試合を1分37秒でストップする。
グヴォジクにとっては、6月にデビッド・ベナビデスに判定で敗れて以来の再起戦だった。38歳のウクライナ人グヴォジクは、この試合に向けて「夢の対戦」としてカラム・スミスとの対戦を希望していた。
ヘビー級の有望株で2024年アメリカ五輪代表のジョシュア・エドワーズがプロデビュー戦を華々しく飾り、2ラウンドTKO勝ちを収める。
エドワーズ(1勝0敗、1KO)は2ラウンドに連打を浴びせ、ラリー・ゴンザレスのマウスピースを吹き飛ばし、左目を傷つける。サウスポーに切り替えたゴンザレスの判断は裏目に出た。24歳のヒューストン出身でロニー・シールズの指導を受けるエドワーズは、ゴンザレスを倒すことはなかったが、十分なダメージを与え、コーナーで防御姿勢を取れなくなったゴンザレスが背を向けたところで、1分51秒に試合がストップされた。
ホルヘ・チャベスはブランドン・ダグラスを終始圧倒し、ジャッジ三者が揃って80-71を付ける完封判定勝ちを8回戦のスーパーバンタム級で収めた。
チャベス(14勝0敗、8KO)は、試合を通じて粘り強く戦ったダグラスを攻め立て、2ラウンドには左フックでダウンを奪う。
ダグラス(13勝2敗、11KO)はユタ州ソルトレイクシティ出身の32歳サウスポーで、戦績は立派だが、対戦相手の通算成績は65勝176敗19分と見劣りする内容だった。
スーパーウェルター級の有望株サミュエル・トーレス・カステジャノス(2勝0敗)は、マーク・ミシュラ(3勝8敗1分、1KO)を圧倒し、1ラウンド終了後にミシュラのセコンドが試合を止めたことで、ストップ勝ちを収めた。
ライト級の有望株ダリス・カレイオプ(7勝0敗、5KO)が興行の幕を開け、ヘッドスナップする強烈なストレートをヒットさせ、ヘスス・ラモン・ペレス(14勝21敗1分、8KO)を1ラウンド2分23秒でノックアウトした。
Manouk Akopyanは『ザ・リング・マガジン』の主任ライターである。X(旧Twitter)およびInstagram:@ManoukAkopyan をフォロー。