フランク・サンチェスと
ダニエル・デュボアは、交渉をまとめるための時間を少しだけ延長される。
木曜には、両ヘビー級コンテンダーによるIBFの挑戦者決定戦の興行入札が行われる予定だった。しかし、両陣営が合意を詰め続けているため、1週間延期されたと『ザ・リング』に伝えられる。制裁団体は、両者に11月20日までの猶予を与える。
デュボアが勝てば、『ザ・リング』誌王者であり4団体統一王者でもあるオレクサンドル・ウシクにとって微妙な状況を生む可能性がある。デュボア(22勝3敗、21KO)は2023年と
今年7月にウクライナ人に2度ストップ負けしているが、この試合が実現して彼の手が上がれば、ウシクの指名挑戦者になるからだ。
33歳のキューバ人であるサンチェスのキャリアは、昨年アジト・カバイエルによって大きく狂わされる。大きな有利オッズで試合に入ったにもかかわらず、サンチェス(25勝1敗、18KO)は2度倒され、7回にストップされる。
その後は立て直しに成功するものの、その惨敗以降の唯一の勝利は、今年2月のラモン・オリバス・エチェベリアというジョーニーマン相手のものに過ぎない。