才能あふれるキューバ出身のクルーザー級ファイター、
レナー・ペレスが「アイ・オブ・ザ・タイガー」とプロモーション契約を締結した。
カナダを拠点とする同プロモーションは、この無敗のファイターを新たに陣営へ加える契約を成立させた。
「ペレスと契約できて本当に嬉しい。彼は世界でも最も注目されている有望株の一人だ」と「アイ・オブ・ザ・タイガー」代表のカミーユ・エステファンは
「ザ・リング・マガジン」に語った。「彼はクルーザー級で大きなことを成し遂げられるだろう。これからの成長を見守るが、間違いなく非常に大きな可能性を秘めていると感じている。」
一方、プロモーションの育成部門ディレクターであるマーク・ラムゼイは、このxx歳のファイターがクルーザー級で間もなく大きなインパクトを残すだろうと考えている。
「レナーは優れたアマチュア経歴を持ち、名門キューバボクシング学校の出身だ」とラムゼイは語った。「すでに15勝(うち14KO)を挙げており、ケベックのボクシングファンはまもなく彼の実力を目にすることになるだろう。彼はすでにビッグチャレンジに臨む準備ができている。」
記事掲載時点では、「アイ・オブ・ザ・タイガー」陣営の一員としてのペレスの初戦の詳細は発表されていないが、2026年初頭にデビューする可能性が高いと見られている。
ペレスはキューバU-19選手権で2度の優勝を果たし、2017年にはシニア国内選手権で3位に入賞した。アマチュア時代には、2008年オリンピック銀メダリストのエミリアーノ・コレア・ジュニアや、高く評価されるヘビー級選手
ダイニエル・ペロを下すなど、充実した戦績を残している。
現在27歳のペレスは、その実力でロシア陣営の注目を集め、プロ初期の10試合の多くをロシアや旧ソ連諸国で行ってきた。
ペレスは現在、WBAランキングで3位、IBFランキングで14位に位置している。直近では4月27日、ボスニアで元世界タイトル挑戦者
アレクセイ・エゴロフに対し、10ラウンドのスプリット・デシジョンで勝利を収めた。
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