スーパーライト級コンテンダー、エルネスト「ティト」メルカドが、ビッグアップル(ニューヨーク)デビューの準備を整えた。
メルカドは『ザ・リング・マガジン』に対し、自身の復帰戦が6月14日、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン・シアターで行われるIBF世界スーパーライト級王者リチャードソン・ヒッチンズ対ジョージ・カンボソス・ジュニア戦のアンダーカードに組まれることが決まったと語った。
マッチルーム・ボクシングはまだこの興行を正式発表しておらず、メルカド自身も、1月にホセ・ペドラザを第4ラウンドで圧倒しストップ勝ちした後、次に誰と対戦するかは把握していないという。
ノックアウトアーティストとして知られるメルカド(17勝0敗16KO)は、次なる目標である世界タイトル挑戦に向け、レジス・プログレイス、ジャック・カタロール、オスカー・ドゥアルテ、ミゲル・マドゥエーノといった実力者たちとの対戦を希望していると語った。
意外なことに、メルカドはホセ・ペドラザ、ジェレミア・ナカティラ、ヘンリー・ランディ、ジェイソン・ベレス、ソリサニ・ンドンゲニといった名の通った相手をプロデビュー以来次々と撃破してきたにもかかわらず、主要4団体のいずれのランキングにもトップ15入りしていない。
現在23歳のメルカドは、カリフォルニア州ポモナ出身であり、2023年8月にエディ・ハーン率いるプロモーションと契約を結んでいる。
Manouk Akopyanは『ザ・リング・マガジン』の主任ライターである。X(旧Twitter)およびInstagramでは@ManoukAkopyanで連絡可能。