プロモーターのエディ・ハーンは、マッチルーム・ボクシングが12月13日にカリフォルニア州ストックトンで興行を開催すると発表した。そのメインイベントはディエゴ・パチェコ対ケビン・レレ・サジョ戦である。

その興行を盛り上げる一人として登場するのが、ジュニアウェルター級のノックアウトアーティスト、エルネスト・メルカド（17勝無敗、16KO）である。

「彼を140ポンド級のタイトル戦に導きたい」とハーンはDAZNで語った。「彼は140ポンド級で誰もが恐れる存在になっている。リングで実力を証明しているし、パワーもスキルも兼ね備えている。

彼こそがボクシング界の未来だ。これから長く活躍し、偉大な将来を切り拓く男になるだろう。」

マッチルームは昨年8月にメルカドと契約を結び、カリフォルニア州ポモナ出身の23歳は、今年1月に元王者ホセ・ペドラサをわずか4回で仕留める圧巻の内容でプロモーション初戦を飾った。

現在、WBOとIBFの両団体でトップ15にランクされているメルカドは、6月の再登場を予定していたが、試合週直前にケガを負い、その計画は頓挫した。

「誰かをマットに沈めたくてうずうずしている」とメルカドは語っている。

『ザ・リング』誌の取材によれば、メルカドの次戦候補の最有力に挙がっているのはアントニオ・モラン（31勝7敗1分、21KO）である。

モランは、デヴィン・ヘイニー、ホセ・ペドラサ、アーノルド・バルボサ・ジュニア、ジャメイン・オルティス、アンディ・クルスといった強豪たちに敗れてきたことで知られる32歳のメキシコ人ボクサーだ。今年4月には無敗だったマイクワン・ウィリアムズに対して10回判定2-0の勝利を収め、再び勝利の軌道に乗った。

Manouk Akopyanは『ザ・リング・マガジン』の主任記者である。 X （旧Twitter）およびInstagramでは@ManoukAkopyanで連絡可能。