エマヌエル・ナバレッテは、次戦で自身の直近の敗北を喫した会場に戻ることになる。
『ザ・リング』は、エマヌエル・ナバレッテがWBO世界ジュニアライト級タイトルをかけてチャーリー・スアレスと対戦することを確認した。この12回戦のメインイベントは、ESPNが5月10日にサンディエゴのペチャンガ・アリーナから生中継する。
メキシコのナバレッテ(39勝2敗1分、32KO)は、昨年5月18日に同じペチャンガ・アリーナで行われた当時空位だったWBO世界ライト級王座決定戦で、ウクライナのデニス・ベリンチク(19勝1敗、9KO)にスプリット・デシジョンで敗れている。
ナバレッテは、『ザ・リング』のジュニアライト級ランキングで1位のコンテンダーであり、ベリンチクに敗れた後、ライト級のリミット135ポンドから130ポンドのジュニアライト級に戻して試合に臨むことになった。
彼は昨年12月7日、フェニックスのフットプリント・センターで行われた元フェザー級&ジュニアライト級王者オスカル・バルデス(32勝3敗、24KO)との再戦で、6回KO勝ちを収めた。
フィリピンのチャーリー・スアレス(18勝0敗、10KO)は、WBOのジュニアライト級ランキングで1位のコンテンダーだが、『ザ・リング』のトップ10にはランクインしていない。
マニラ在住の36歳は、昨年9月20日にアリゾナ州グレンデールのデザート・ダイヤモンド・アリーナで行われた試合で、テキサス州ラレド出身のホルヘ・カスタネダ(17勝4敗、13KO)を3回TKOで下した。
フリーランスジャーナリストのダン・ラファエルは、ナバレッテとスアレスが5月10日の興行でメインイベントを務めることで合意したと、火曜日に最初に報じた。
既に複数のメディアが報じているように、ザウル・アブドゥラエフと無敗のレイモンド・ムラタヤは、5月10日に開催されるトップランク主催のセミファイナルで、IBF世界ライト級暫定王座をかけて対戦する。
ロシア生まれでアルメニア・エレバンを拠点とするザウル・アブドゥラエフ(20勝1敗、12KO)は、IBFのライト級ランキングで2位に位置しているが、『ザ・リング』のランキングには入っていない。
一方、カリフォルニア州フォンタナ出身のレイモンド・ムラタヤ(22勝0敗、17KO)は、IBFで4位、『ザ・リング』では6位にランクされている。
ウクライナのワシル・ロマチェンコ(18勝3敗、12KO)は、昨年5月12日、オーストラリアのジョージ・カンボソス・ジュニア(21勝3敗、10KO)を11回TKOで下し、当時空位だったIBF世界ライト級王座を獲得した。この試合はオーストラリア・パースのRACアリーナで行われた。
3階級制覇王者であるロマチェンコは、IBFから今後の進退を決めるための追加期間を与えられている。
もし37歳のワシル・ロマチェンコが引退すれば、ザウル・アブドゥラエフ対レイモンド・ムラタヤの勝者は、IBF暫定王者から正規王者へと昇格することになる。
Keith Idec は『ザ・リング・マガジン』のシニアライター兼コラムニストである。Xでは @idecboxing で連絡が取れる。