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エイマンタス・スタニオニス、エニス戦に“ガッティ対ウォード級”の死闘を思い描く
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Manouk Akopyan
Manouk Akopyan
RingMagazine.com
エイマンタス・スタニオニス、エニス戦に“ガッティ対ウォード級”の死闘を思い描く
米カリフォルニア州ハリウッド発――WBA世界ウェルター級王者エイマンタス・スタニオニスと、IBF王者ジャロン・エニスによる王座統一戦は、年間最高試合級の一戦になる要素をすべて備えている。


エニス(33勝0敗29KO)はThe Ringウェルター級ランキング1位にランクされており、スタニオニス(15勝0敗9KO)は同2位。両者は4月12日、アトランティック・シティのボードウォーク・ホールにて、空位となっているThe Ring王座も懸けて拳を交える。


この歴史ある会場では、かつてアートゥロ・ガッティとミッキー・ウォードによる第2戦、第3戦を含む数々の名勝負が繰り広げられてきた。


スタニオニスは、過去の名勝負に恥じないようなエニスとの壮絶な打ち合いになるとイメージしている。


「みんながどんな試合を期待しているのかは分からない。でも、自分の全力を出し切ることは約束できる」とスタニオニスは語った。ロサンゼルスのワイルドカード・ボクシングジムでキャリアを通じて指導を受けているマーヴィン・ソモディオとのトレーニング後、ザ・リングのインタビューに応じた。


「ガッティ対ウォードみたいな戦争になるかもしれない。自分はすごく負けず嫌いで、戦うことが大好きなんだ。4月12日になれば分かるさ。」


オッズメーカーたちは、この試合を五分五分の勝負とは見ていない。ドラフトキングスによれば、エニスが-650の本命、スタニオニスは+450のアンダードッグとなっている。スタニオニスは2016年リオ五輪のリトアニア代表だが、近年リングに立つ機会が少なかったことが評価に影響している可能性もある。


実際、スタニオニスは2022年4月以降で試合を1度しかこなしていない。唯一の試合は昨年5月、ガブリエル・マエストレに対する12回戦での判定勝ちだった。それ以前には、ヴァージル・オルティスJrとの試合が15か月の間に3度も中止になるという不運が続いていた。


「今は自分自身のことに集中していて、ほかのことは考えていない」とスタニオニスは語る。「自分を試すことが好きなんだ。ベストを尽くすよ。これは大きな挑戦だって分かっているし、現実的に考えても、自分にとっても相手にとっても簡単な試合にはならない。それが1位と2位が戦う理由なんだ。」


「リトアニアでのパレードのことなんて考えていない。あそこではみんな俺のことを知ってるし、応援してくれてる。でもこれは、もっと自分自身のため、そして目標を持ってそれを実現していく姿を見せたい子どもたちのためにやっているんだ。自分が育った頃は、プロのボクサーなんて周りにいなかった。アマチュアとトレーニングだけの世界だった。だからこそ、ボクシングの聖地アメリカに来たかった。夢がすべて叶う場所だから。」


Manouk Akopyanはザ・リングの主任ライター。X・Instagram:@ManoukAkopyan。

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