フランス系カナダのプロモーション会社「Eye of The Tiger」は、9月5日にモントリオール・カジノで行われるオスレイス・イグレシアス対ウラジミール・シシキン戦のアンダーカードの内容を発表した。
ベラルーシ出身のライト級コンテンダー、
ズミトリー・アサナウ(10勝0敗、4KO)は、セミファイナルでフランスの
ライド・ドゥアディ(27勝0敗1分、3KO)を迎え、WBC地域王座の防衛戦に臨む予定である。アンダーカード前半では、急成長中のスーパーミドル級
モレノ・フェンデロ(11勝0敗、9KO)が、ボリス・クライトン(13勝5敗、7KO)と対戦する。
さらに、ケベック出身のミドル級
アレクサンドル・ゴーモン(13勝0敗、9KO)が、フランスのソフィア・カティ(18勝5敗、7KO)と拳を交える。
また、注目のスーパーライト級
ジョン・オロビオ(14勝0敗、12KO)が、未定の相手を迎えてWBC地域王座の防衛戦を行う。ジュニアライト級では、エイブリー・デュバル・マーティン(13勝0敗1分、7KO)がルイス・カンポス(11勝1敗、7KO)と対戦する。
カナダの2024年オリンピック銅メダリスト、
ワイアット・サンフォード(3勝0敗、2KO)も、未定の相手と対戦し、プロ初期の成長を続ける構えだ。
アサナウは輝かしいアマチュア経歴を持ち、2016年および2020年のオリンピックで母国ベラルーシ代表として出場した。2022年にドイツでプロデビューし、最初の7試合は同国で行われた。
その後、活動拠点をカナダに移し、29歳のアサナウは実力を一段と高め、元世界タイトル挑戦者マティアス・ルエダ(5ラウンドTKO)や、元欧州王者で経験豊富なフランチェスコ・パテラ(10ラウンド判定)に勝利している。
ドゥアディは2014年にプロデビュー。2019年と2022年にフランス王座を2度獲得しており、その後IBF地域王座も手にしている。
32歳のフランス人は目立ったビッグネーム撃破はないが、エディ・スリマニ(8回判定)に勝利し、直近では4月にオットー・ガメスを3回KOで下すという珍しいストップ勝ちを収めている。
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