ディエゴ・パチェコは、今年を圧倒的なKO勝利で締めくくるつもりである。
1月のスティーブン・ネルソン戦、
7月のトレバー・マカンビー戦でいずれも内容重視の3-0判定勝ちを収めたパチェコ(24勝0敗、18KO)は、土曜日にケビン・レレ・サジョ(26勝0敗、23KO)を相手に“必ずストップする”と約束している。
スーパーミドル級の一戦は、カリフォルニア州ストックトンのアドベンティスト・ヘルス・アリーナで
DAZN配信の
マッチルーム・ボクシング興行のメインイベントとして行われる。
「この試合を簡単に見せて、必ず彼を倒す」とパチェコは番組『Inside The Ring』で語った。
「神から与えられた能力を最大限に生かすつもりである。私は優れたボクシング技術を持ち、身長6フィート4インチとしては非常にアスレチックだ。世界チャンピオンになるために必要なものはすべて持っている。ジャブを使って徹底する時、私は非常に成功している。私はインサイドワークが好きで、アッパーカットを使ってボディを攻める。そうやって相手を崩していく」
パチェコは
『The Ring』誌168ポンド級5位のファイターであり、2026年に迎える25歳の誕生日に向け、キャリアを次の段階へと進めようとしている。ロサンゼルス出身のパチェコは、シアトルでホセ・ベナビデス・シニアのもと、WBCライトヘビー級王者デイビッド・ベナビデスと共にトレーニングしていた期間を経て、再び地元に戻った。パチェコは、ベナビデスとの数千ラウンドに及ぶスパーリングを楽しんだが、自身のアイデンティティを築くべき時が来たと語る。
「シアトルでの時間は終わったと感じ、自分のチームを作るべきだと思った」とパチェコは語った。「彼らから多くを学び、チャンスを与えてくれたことに感謝している」
パチェコは、キャリアの指揮をオマール・ビジャヌエバに託した。ビジャヌエバはパチェコにとって非常に馴染みのあるトレーナーである。
ビジャヌエバは10年以上にわたり、アマチュア時代からパチェコと共に働いており、近年はベナビデス・シニアのアシスタントとしても活動していた。
「ディエゴは今、このスポーツのトップレベルにいる」とビジャヌエバは『ザ・リング・マガジン』に語った。「私の仕事は彼を変えることではなく、すでに築き上げられたスキルセットに更なる磨きをかけ、彼が持つ最高の武器を思い出させること。そして、多彩なスキルを際立たせるスマートなゲームプランを加えることである」
新たな陣営を得たパチェコは、実績で劣る35歳のカメルーン人
サジョを圧倒し、より熟成された姿を見せなければならないとされている。
サジョ戦でのより印象的なパフォーマンスは、パチェコが来年より大きな名前の相手と対戦するための布石となるだろう。
「クリスチャン・ムビリやレスター・マルティネスとの対戦に前向きである」とパチェコは語った。「ハイメ・ムンギア、ハムザ・シーラズ、そしてもちろんカネロ・アルバレスとも戦いたい。そういう試合こそ、私をスーパースターにする試合である」
Manouk Akopyanは『ザ・リング・マガジン』の主任記者である。
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