デレック・チゾラが12月13日にイングランド・マンチェスターで迎える通算50戦目の相手は誰になるのか。

長年ヘビー級の強豪として戦い続けてきたチゾラは、これが最後の試合になると示唆しており、当初はジャレル・ミラーとの対戦が有力と見られていた。しかし、プロモーターのフランク・ウォーレンによれば、ミラー戦は実現しないという。

「デレックがミラーとの対戦を望まなかった」とウォーレンは語った。

チゾラの元アドバイザーであるデビッド・ヘイは、英デイリー・メール紙のインタビューで、チゾラ本人がディリアン・ホワイトとの3度目の対戦を決めたと明かしたが、まだ正式発表はされていない。

ウォーレンは「数日以内に確定する。発表は土曜日に行う」と述べた。

41歳のチゾラは近年再び勢いを取り戻している。2022年にタイソン・フューリーとの試合で10ラウンドTKO負けを喫した後、ジェラルド・ワシントン、ジョー・ジョイス、オット・ワリンを立て続けに判定で下している。

2012年にチゾラをKOした元ヘビー級王者デビッド・ヘイは、月曜の夜にチゾラ本人から「次の相手はホワイトだ」と聞いたと語った。

ホワイト（31勝4敗、21KO）は、2016年にチゾラ（36勝13敗、23KO）との激戦をスプリット・デシジョンで制し、2018年の再戦では11ラウンドTKO勝ちを収めている。

「昨夜、彼と話したんだ。もう決定してる」とヘイはデイリー・メール紙に語った。「彼はすごく興奮してたよ。両者は紳士的に条件面で合意していて、分配にも全員が満足している。最高の一戦になるさ。」

ウォーレンは、チゾラの対戦相手について一切のヒントを与えなかった。クイーンズベリーの創設者である彼は、今週土曜日に予定されているジョセフ・パーカー対ファビオ・ワードリーのヘビー級対決のプロモーションに多忙である。

正式な発表は、パーカーとワードリーがリングに上がる前に行われる見込みである。