スーパーミドル級時代、
デビッド・ベナビデスは2つのタイトルを手にした“KOマシン”だった。
しかし175ポンドでは、WBCライトヘビー級王者のベナビデス(30勝0敗、24KO)は、オレクサンドル・グヴォジークやデビッド・モレルを相手に競った末の3–0判定勝ちは収めたものの、ダウンやストップには至っていない。
ベナビデスは記者団に「俺はあいつをノックアウトして傷めつけようとしている。素晴らしい試合になる。」と語った。「ジャブを確立すれば、あとは自然とすべてが開いていく。相手は俺のボディショットをあまりうまくブロックしないから、それが鍵の一つになる。そこにうまく織り交ぜるのが俺の役目だ。最もダメージを与えるのは俺のボディショットだと感じている。」
175ポンドで
Ringランキング2位のベナビデスは、前回は2月にモレルと対戦し、かすかなダウンを喫した。しかしすぐに立ち上がり、技巧派のキューバンを追い詰めて勝利をもぎ取った。
ベナビデスは、元王者のデビッド・レミュー、カレブ・プラント、デメトリアス・アンドラーデにも勝利しており、
ドミトリー・ビボルや
アルツール・ベテルビエフ、さらにはクルーザー級王者のジャイ・オペタイアやヒルベルト・ラミレスとの対戦を狙っていた。しかしその代わりに、彼に与えられたのは2度の世界タイトル挑戦経験を持つヤードとの対戦だった。
ヤードはライトヘビー級でRingランキング4位に位置している。
ベナビデスはこう語った。「リヤド・シーズンで戦う機会を得られて興奮している。俺は豪華なカードのメインイベントで、このイベントは一生忘れないものになる。願わくば、そこが俺にとっての“ホーム”にもなって、アメリカと行き来しながら戦えるようになればいい」。
「ナンバーワンのターゲットはタイトルで、ライトヘビー級とクルーザー級のトップ5ファイターを倒すことだ。自分のベストバージョンになって、歴史に名を残したい。」
「ただ、世界で自分が最強だということを人々に証明したいだけだ。誰であろうと突き進む。俺には関係ない。」
「The Ring IV: Night of the Champions」 は11月22日土曜日に開催され、
DAZN PPVで午後3時ET/午後8時GMTからライブ配信される。
Manouk Akopyanは「ザ・リング・マガジン」のリードライター。XとInstagramでは @ManoukAkopyan がフォローできる。