ロンドン(イングランド) —
デイブ・アレンは、147日前に行われた
ジョニー・フィッシャーとの初戦よりも7.5ポンド重い体重で計量を終えた。その後、コッパーボックスでの再戦では「早い決着を狙っている」と明かした。
ドンカスター出身の“ホワイト・ライノ”ことデイブ・アレンは、今回の計量で265ポンドを記録。これは自身のキャリアで2番目に重い体重で、これを上回ったのは、2018年にデイブ・ハウと4回戦で対戦した際の272ポンドのみだった。
ジョニー・フィッシャーも明らかに体重を増やしており、自己最高となる245.5ポンドを記録。これは、昨年12月21日にサウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで行われたデイブ・アレンとの初戦よりも3.5ポンド重かった。
その夜の試合は物議を醸す結果となった。フィッシャーは第5ラウンドにダウンを喫し、10ラウンドを通してアレンに決定的なダメージを与えることはできなかったが、非常に僅差のスプリット判定で勝利を手にした。
現在33歳のデイブ・アレンは、今回あえて重めの体重で臨んだ理由について、「土曜夜の満員のコッパーボックス・アリーナで、今度こそ判定には持ち込ませないためだ」と語っている。
「コンディションは本当にすごくいい」とアレンは言う。「今回は仕事をやりに来た。そしてできるだけ早く、それを終わらせるつもりだ」
金曜の計量ではジェネシス・シネマに集まった大勢のファンの声援を受けたジョニー・フィッシャーは、こう応じた。「彼が何をしたいかじゃない。大事なのは、俺が何をしたいかだ――それは“何があっても勝つ”ということ。ずっとハードにトレーニングしてきたし、これはとんでもない試合になるよ」
キーロン・コンウェイとジェローム・ウォーバートンの両者は、空位の英国ミドル級王座を懸けた一戦に向けて、ミドル級のリミットを余裕を持ってクリアした。ノーサンプトン出身のコンウェイは159.7ポンド、“ブレッドメーカー”の異名を持つウォーバートンは158.8ポンドで計量をパスしている。
同じ英国ミドル級王座への挑戦者決定戦では、ジョージ・リダーが159.4ポンドで計量をクリア。一方、ブリストル出身の対戦相手アーロン・サットンは、159.9ポンドのリミットに合わせるため裸になるまで体重を落とした。
一方、空位のサザンエリア王座を懸けたミドル級対決に臨むジミー・セインズとギデオン・オニェナニは、ともにスムーズに計量をクリア。セインズは159.4ポンド、オニェナニはそれより1ポンド軽い158.4ポンドで計量を終えている。
今回の興行で行われるイングリッシュ・クルーザー級タイトル戦では、ジョン・ヘッジズが199.8ポンドで計量をクリア。対戦相手のナサン・クォーレスは198.8ポンドで、10回戦に臨む。