スブリエル・マティアスを“一面的なファイター”と言うつもりはない。しかし、彼が何で知られているかといえば、それは一つしかない。
プレッシャーである。
プエルトリコ出身のマティアスは、トリッキーな動きや奇抜な要素を持ち込むタイプではない。だが、相手が誰であろうと、常に冷静さと明確な意図を持って前へ出続け、パンチを打ち続ける。その多くは、相手がもはや試合を続けられなくなるまで止まらない。
ダルトン・スミス(18勝0敗、13KO)は今週末、ブルックリンのバークレイズ・センターで行われるスブリエル・マティアス(23勝2敗、22KO)の
WBCジュニア・ウェルター級王座戦で、その打撃力を身をもって知ることになる。
ボクシングをしながら動き続ける戦法は、最も分かりやすいゲームプランに見える。2024年、リアム・パロはその戦い方でマティアスを下し、IBF140ポンド級王座を奪取した。また、昨夏ニューヨークのルイ・アームストロング・スタジアムで開催された『Ring III』では、アルベルト・プエジョも同様の戦略を試みている。
しかしプエジョは、その試合と自身の王座を、物議を醸す判定で失った。
スミスも同じ道を選ぶことはできるかもしれない。だが何より彼が考えているのは、土曜の夜、リング上で大きなパンチを持っているのはマティアスだけではない、ということを知らしめることである。
「俺はパンチが強い」とスミスは複数の記者に語った。「アマチュアでもプロでも、どんな試合でも、相手に敬意を払わせることが必要だと思っている」
ある意味で、スミスの言葉は正しい。
『The Ring』誌で7位にランクされているこの挑戦者は、18戦中13試合をストップ勝ちで終わらせてきた。
それでも、現在の好調ぶりにもかかわらず、スミスはマティアスがいかに危険な相手であるかを十分に理解している。それでもなお、懸かるものが極めて大きい今こそ、自身のレベルはさらに引き上げられると信じている。
「スブリエルは、俺のベストを引き出してくれる存在だ」とスミスは続ける。「目の前の危険が大きければ大きいほど、俺は良いパフォーマンスを見せる」