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クロフォード、カネロ戦での“アンダードッグ”扱いを歓迎:「キャリアを通じてずっと疑われてきた」
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Manouk Akopyan
Manouk Akopyan
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クロフォード、カネロ戦での“アンダードッグ”扱いを歓迎:「キャリアを通じてずっと疑われてきた」
ロサンゼルス――テレンス・クロフォードは、キャリア初となる“アンダードッグ”扱いを受けていることについて、まったく気にしていない。カネロ・アルバレスとの「リヤド・シーズン」開催予定のビッグマッチに向け、冷静そのものだ。

ブックメーカーのBetOnlineによる初期オッズでは、アルバレスが-225の本命、クロフォードは+185の挑戦者とされている。2023年、エロール・スペンスJr.とのキャリア最大の試合においては、クロフォードは-160程度の本命扱いだった。その試合で彼はスペンスを3度ダウンさせ、9ラウンドTKOで圧勝している。

しかし今回の相手は体格もパワーも上回るメキシコのスター、カネロ・アルバレス。クロフォードは、明らかなサイズ差というハンディキャップを乗り越える必要がある。

「俺はキャリアを通して、ずっと疑われてきた」
とテレンス・クロフォードは『ザ・リング・マガジン』の独占ロングインタビューで語った。
「俺のキャリアをずっと追ってきた人に聞いてみてくれ。テレンス・クロフォードについてネガティブなことばかり言っていた連中は、俺が今この場所に立っているなんて夢にも思っていなかったはずだ。けど、俺は最初から信じていた。おかしな話だけど、俺はこれをずっと言われてきたんだ。『この相手には小さすぎる』『相手のほうがパワーがある』『パンチが強すぎる』『顎が弱い』『ああでもない、こうでもない』ってな。でも俺は全部受け止めて、笑ってるだけさ。俺のことを悪く言う連中は、実際にリングに上がったことなんてないんだ。だから気にもならない。

『アンチは隠れファンだよ』スペンスやショーン・ポーター、ケル・ブルックとやったときも、俺が倒したあとに『もうピークを過ぎてた』『ボロボロだった』って言い出すんだ。俺が勝った理由にはいつも言い訳がついてくる。ボクシング界の中でも特定の層は、あいつらが俺に勝つと思ってたみたいだけどな」

クロフォードはライト級でプロキャリアをスタートし、そこで世界タイトルを獲得。その後、140ポンド級と147ポンド級で4団体統一王者となり、2023年8月にはジュニアミドル級に転向してイスラエル・マドリモフを破り、WBA世界154ポンド王座を手にした。

2020年以降、クロフォードは年に1度しか試合を行っていない。そして次にリングに上がるのは、秋に予定されているカネロ・アルバレスとのスーパーファイトになる見込みだ。それまでの間、彼は“完全なスーパーミドル級”の体を作り上げることだけに集中している。

「人生は最高だよ」 とクロフォードは語った。
「家族と過ごす時間も増えたし、地元でもいろいろなことができている。今はただ、人生を楽しんでいるところだ。カネロの次のDAZNでの試合(5月3日のウィリアム・スカル戦)にもワクワクしているよ。彼が2階級で4団体統一を達成できることを願ってる。そして、9月には俺たちの試合が実現することを望んでる。

『もっと試合をしてほしい』っていう声があるのも分かってる。でも、それは彼らの人生じゃない。むしろ、そう言ってくれること自体が、みんなが俺のファンで、俺のスキルを評価してくれてるってことなんだよ。たとえ俺のスタイルが好きじゃないって言ってる人も、結局は見てるんだ。みんなテレンス・クロフォードを見たいと思ってる。もっと試合してほしいと思ってる。でも、現実は現実。これは俺のタイミングじゃなくて、神のタイミングなんだ」

Manouk Akopyan は『ザ・リング・マガジン』のリードライター。X(旧Twitter)およびInstagramでは@ManoukAkopyanから連絡可能。

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