情報筋によると、クリスチャン・エンビリとハイメ・ムンギアが2026年第1四半期に行われるスーパー・ミドル級戦に向けて交渉を進めていることが『ザ・リング・マガジン』に明らかになった。

『The Ring』誌168ポンド級ランキング3位のエンビリは、9月に行われたクロフォード対カネロ戦のアンダーカードでレスター・マルティネスと激闘を演じ、ドローに終わったばかりである。エンビリ（29勝0敗1分、24KO）はモントリオールを拠点に戦う30歳で、地元では高い人気を誇る。

一方のムンギア（45勝2敗、35KO）は元154ポンド級王者。メキシコ出身の彼は、5月にリヤドで行われた試合でブルーノ・スラースに喫した衝撃のKO負けを判定勝ちで雪辱した。

ムンギアはその後、任意ドーピング防止機関（VADA）によって、外因性テストステロンの検出という不利な検査結果を示した。しかし、英国ボクシング管理委員会（BBBofC）は最終的に、ムンギアに不正行為の責任はないと判断し、彼を正式に無罪とした。

29歳のムンギアは、カネロ・アルバレスのキャリアを指導する名トレーナー、エディ・レイノソのもとでトレーニングを積んでいる。

マイク・コッピンジャーのX/Instagram：@MikeCoppinger をフォロー。彼はマックス・ケラーマンと共に毎週月曜日に『Inside the Ring』を共同司会している。