クリス・ユーバンク・ジュニアと世代を超えたライバル、コナー・ベンとの試合がいよいよ明日に迫る中、この一戦の公式審判団が発表された。
両者は4月26日土曜日、トッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われるリング・マガジン初のボクシング興行のメインイベントとして、12ラウンド制のミドル級戦で対戦する。
スコットランド出身のビクター・ロフリンが、この一戦のレフェリーを務める。ロフリンは過去にユーバンク・ジュニアの試合を2度担当している。
ロフリンは2016年3月、ユーバンク・ジュニア(34勝3敗、25KO)が英国ミドル級王座を獲得したニック・ブラックウェル戦でもレフェリーを務めた。試合後、ブラックウェルは深刻な脳損傷を負い引退した。
また、ロフリンは2023年1月に行われたユーバンク・ジュニア対リアム・スミス戦でもレフェリーを務め、第4ラウンドでユーバンク・ジュニアがさらなるダメージを受けるのを防ぐため、試合を止めた。
ロフリンがベン(23勝0敗、14KO)の試合でレフェリーを務めるのは今回が初めてだが、2020年11月に行われたセバスチャン・フォルメラ戦ではジャッジを担当し、99対92でイルフォード出身のベンに勝利を与えている。
ユーバンク対ベン戦の3人のジャッジは、いずれもイングランド出身のマーク・ベイツ、リー・エヴリー、キーラン・マカンが務める。
ベンのプロモーターであるエディ・ハーンは今週初め、試合で使用されるリングのサイズが通常の20フィート四方よりやや小さい18フィート四方であることを明らかにした。
公式計量は、英国時間4月25日金曜日午前11時(米東部時間午前6時)に行われる予定であり、その日の夕方午後6時(米東部時間午後1時)には、ロンドン北部イズリントンのビジネス・デザイン・センターにてセレモニアル計量が実施される。
両者には再水分補給制限条項が適用されており、試合当日の朝に160ポンド(ミドル級リミット)を10ポンド以上超えてはならないことが定められている。
また、スパーズのスタジアムには英国時間午後10時30分の門限が設定されている。
メインイベントのリングウォークは、午後9時45分(米東部時間午後4時45分)頃に始まる予定で、興行全体は午後5時(米東部時間正午)から開始される。
全体で5試合が組まれており、最初に行われるのはクリス・ビラム=スミスとブランドン・グラントンによるクルーザー級戦。
続いて、チェイボン・クラーク対ヴィダル・ライリーの英国クルーザー級王座戦が予定されている。
アーロン・マッケンナ対リアム・スミスのミドル級戦は、その夜の3試合目に行われる予定であり、アンソニー・ヤードとリンドン・アーサーによるライトヘビー級での三度目の対決がセミファイナル(共同メインイベント)として組まれている。
試合は、イギリスおよびアメリカで
DAZNのPPV(ペイ・パー・ビュー)によって生中継され、イギリスではスカイスポーツ・ボックスオフィスでも放送される。