初対戦から7か月、
クリス・ユーバンク・ジュニアと
コナー・ベンは再びトッテナム・ホットスパー・スタジアムのメインを務めたが、4月の激闘とは大きく異なる結末となった。
ベン(24勝1敗、14KO)は立ち上がりから鋭さを見せ、12ラウンドすべてで年長の相手を上回るヒット数を記録した。コンピュボックスの数字によれば、29歳のベンはボディへの有効打だけで70発を当てており、ユー バンクの総ヒット数(68発)をも上回った。そして最終ラウンドには2度のダウンを奪い、雪辱を果たした。
この夜のスコアカードは、119–107、116–110、118–108。ベンの修正が功を奏した一方で、ユー バンク(35勝4敗、25KO)は初回から明確に後手に回り、手数も極端に少なかったため、今後のキャリアについて厳しい問いを突きつけられる内容となった。