昨夜行われたクリス・ユーバンク・ジュニアとコナー・ベンの記者会見で、ユーバンク・ジュニアがベンの顔に卵を叩きつける場面があった。この件について、英国ボクシング管理委員会（BBBofC）は処分の可能性があることを認めた。

ユーバンク・ジュニア（34勝3敗、25KO）とベン（23勝0敗、14KO）は、4月26日にロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムで対戦予定であり、試合に向けた前哨戦はこれまで通り激しいものとなっている。

火曜日の夜、マンチェスターで行われた最初の記者会見では、ステージ上でのフェイスオフの直後、ユーバンク・ジュニアがベンの顔の横に卵を叩きつける騒動が発生。両者は警備員によって引き離される事態となった。

ボクシング管理委員会の事務総長は、ユーバンク・ジュニアが2カ月後のベン戦を前に処分を受ける可能性があると示唆した。

スミスはRINGマガジンに対し、「彼があんな愚かな行為をしたことに非常に失望している。我々は正式な場で審議を行うが、彼がコナーに手を出したのは不適切だった。できるだけ早く審議の場を設けるつもりだ」と語った。

「処分について推測することはできない。さまざまな対応が考えられるが、ライセンスの剥奪、罰金、出場停止、ライセンスに条件を課すといった措置が取られる可能性がある。」

両者が再び顔を合わせることになる明日のロンドン、スパーズのスタジアムでの2回目の記者会見について懸念の声も上がっているが、スミスは予定通り進めることに問題はないと考えている。

彼はさらに、「明日の記者会見について数名と話をしたが、会見は予定通り実施できると判断している」と付け加えた。

ユーバンク・ジュニアとベンは本日、DAZNで後日放送予定のラウンドテーブル形式のフェイスオフを行う予定だったが、火曜日の騒動を受けて中止となった。