チャーリー・スアレスは、もし土曜夜のエマヌエル・ナバレッテとの試合が続いていれば、判定は関係なかったと考える。

スアレスは、エマヌエル・ナバレッテの左眉上にできた深く乱れたカットにより、試合が8ラウンド開始直後にリングドクターの判断でストップされた時点で、ナバレッテが疲れていると感じ取っていた。

勇敢な挑戦者スアレスは、試合が進むにつれてナバレッテのパンチの威力が落ちているのを実感し、それが自信につながった。土曜夜、サンディエゴのペチャンガ・アリーナでユナニマス・テクニカル・ディシジョンによる敗戦後、記者団とカメラマンに対して大胆な予想を口にした。

「たぶん後半にノックアウトしていたと思う」とスアレスは語った。「彼が疲れているのが見えたし、パンチに強さがなかった。」

フィリピンのチャーリー・スアレスは、序盤のラウンドでナバレッテのパワーを認めた。メキシコのナバレッテ（40勝2敗1分、32KO）は、スアレス（18勝1敗、10KO）に対し、ボディと顔面にいくつかの強打を浴びせてダメージを与えたように見えたが、スアレスは試合中一度も倒れることなく、7ラウンドと1秒間を戦い抜いた。

「彼はたくさんの強打を打ってきた」とスアレスは語った。「たぶん1ラウンドから3、4ラウンドまでは、それをうまくさばけなかった。でも後半のラウンドでは、彼が打ってくる前にパンチが見えた。」

スアレスはナバレッテの頭部とボディに対し、予測しにくい角度から多彩なパンチを返した。ナバレッテがスアレスのパンチで深刻なダメージを受けた様子はなかったが、この無名の伏兵は3階級制覇王者から確実に敬意を勝ち取った。

「正直、コーナーにこう言った。接戦だと」とナバレッテは振り返る。「彼は強かったし、予想以上にしっかりしていた。とても良い試合をした。打ち合いも一方的ではなかった。彼が入ってきたときやボディへの打ち返しで、私もダメージを与えたかもしれない。それがリードにつながったと思う。でも判定は妥当だったと思う。負けるとは思わなかったが、引き分けになる可能性は少し恐れていた。」

ジャッジのパット・ラッセル（78-75）、ルー・モレット（77-76）、フェルナンド・ビジャレアル（77-76）は、いずれも僅差でナバレッテに軍配を上げた。試合が8ラウンド開始1秒で中断されたため、各ジャッジは10-10のラウンドとして採点するよう求められた。

スアレスは今でも、ナバレッテのプロ43戦のキャリアで初めて、試合内でのストップ勝ちを奪えたはずだと信じている。

「自分には勝つチャンスがあったと思う。まだ7ラウンドしか終わっていなかったから」とスアレスは言う。「8、9、10、11、12と、あと5ラウンド残っていた。」

36歳のスアレスは、即時再戦を望んでいる。プロモーターのボブ・アラムも、決着がつかなかった試合内容を踏まえて再戦の必要性を認めた。ただし、30歳のナバレッテはこの試合で130ポンドのスーパーフェザー級リミットに体を落とすのに非常に苦しんだため、ライト級に戻る可能性もある。

Keith Idecはザ・リング・マガジンの上級記者兼コラムニスト。X（旧Twitter）では @idecboxing で連絡可能。